内容説明
判例・学説・実務の発展をたどりつつ、理論と実践の全面的検証を試みた体系書。本巻では、証拠法の観点から「当事者主義と職権主義」を取り上げ、更に「弁論主義」と「自由心証主義」に関する理論的、実務的論点についての解説を収めた。
目次
1 当事者主義と職権主義(民事訴訟における当事者主義と職権主義;証拠法における当時者主義;職権探知主義;職権証拠調べ;職権調査事項)
2 弁論主義と主張・立証責任(弁論主義の内容;主張責任・立証責任;主要事実・間接事実・捕助事実;自白・擬制自白;裁判所に顕著な事実;文書提出命令及び当事者照会の制度と主張・立証責任)
3 自由心証主義(自由心証主義の内容;自由心証主義の制約;自由心証主義と証明度;自由心証主義と弁論の全趣旨;民事訴訟法248条の損害額の認定)
著者等紹介
門口正人[モングチマサヒト]
前東京高等裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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