ことばの小径<br> 標準語

ことばの小径
標準語

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784416991077
  • NDC分類 814.3
  • Cコード C0081

内容説明

標準語をめぐる環境は新しい時代を迎えたといえる。そこで、いままでの標準語は、どのように考えられてきたか、日本語の標準語は、どのような生いたちをしたか、これからの標準語は、どうあるべきかを中心に、標準語の諸問題を概観する。

目次

1 ことばの標準
2 コミュニケーション・メディアによる標準化
3 ことばのしつけと教育による標準化
4 日本人の標準語観
5 東京語と標準語
6 東日本の標準語―江戸ことば
7 標準語のルーツ
8 標準日本語への道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

6
現在話されている標準語というのは、明治時代に作られたいわゆるアナウンサー言葉である。戦前:山の手言葉と下町の言葉の対立→戦後:山の手言葉の圧倒→高度経済成長期:各地方の方言が入り混じった新しい東京語の誕生と標準語の使用、という風に変遷していったらしい。標準語というのは、「外国人に日本語を教える際に意識された」という話があり、腑に落ちた。江戸時代の初期は徳川家康の本拠地の東海地方の方言(関西の息がかかっている)が王道とされ、元の江戸語は非俗なものとされたが、時代が下るにつれ江戸独自の言葉を使うようになった。2022/02/09

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