出版社内容情報
伴侶を失った夫は、失意の中で、妻が生前記していたブログの存在を知る。亡き妻の思いと立ち直る夫の、切なくもユーモラスな夫婦風景
第二の人生への希望に満ちてオクのブログは始まった。
そのオクを病気が襲うが、明るさは最後まで消えることなく、やがてトノの泣き笑いのエッセイへと引き継がれていった。
人生後半の夫婦のあり方と一人になっての生き方を問い、それでも社会的に元気に生きていこうというメッセージがこめられている。
この物語にさだまさしさんが下さった言葉を帯に載せている。
愛すべき伴侶との別れを乗りこえて、
もがきながらも一所懸命に生きてゆく
生きる事は切なくて温かくて愛おしい
そんなエネルギーをくれる一冊である
さだまさし
【著者紹介】
赤井 久美子:1948年生まれ。都内の女子高、大学を卒業して就職後、結婚し出産で退職。その後パートのライターとなり、生活情報紙の編集長等を経てライター育成スクールで働く。女性投稿誌の編集長も務め、ブログ「オク&トノ日記」で団塊夫婦の日常をユーモラスに発信し続けた。2011年逝去。
内容説明
第二の人生への希望に満ちてオクのブログは始まった。その明るさは最後まで消えることなく、やがてトノの泣き笑いのエッセイへと引き継がれていった。
目次
第1章 第二の人生開幕、トノは家事ヤル気満々
第2章 毎日が新鮮な驚きと発見の連続!
第3章 ハートマーク!?病気で強まる夫婦のきずな
第4章 二人三脚で療養、あくまで楽天的なオク
第5章 ひとときの幸せ、そして別れのときが…
第6章 その後のトノ―今日より元気な明日を!
著者等紹介
赤井久美子[アカイクミコ]
1948年生まれ。都内の女子高、大学を卒業して就職後、結婚し出産で退職。その後パートのライターとなり、生活情報紙の編集長等を経てライター育成スクールで働く。女性投稿誌の編集長も務め、ブログ「オク&トノ日記」で団塊夫婦の日常をユーモラスに発信し続けた。2011年逝去
赤井奉久[アカイヨシヒサ]
1947年和歌山県生まれ。東京の大学に進学して一般会社に就職。定年退職して、妻の仕事や活動を応援しようと家事に励みながら、仲間たちと立ち上げた会社の仕事や大学の非常勤講師の仕事にも勤しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。