出版社内容情報
カナダ大使館で開催されているメープルスイーツコンテストで出品したスイーツのレシピ集。注目の食材の栄養学的効能や扱い方も掲載
カナダ大使館の協力のもと、プロを対象とし10年間、開催されているメープルスイーツコンテストは、パティシエたちがメープルシロップを使ったスイーツづくりを競うコンテストです。
賞を獲得した中には現在第一線で活躍するパティシエも登場。
本書はそのコンテストで出品された250以上のレシピの中からセレクトし40レシピを紹介します。
今まで、メープルシロップを使ったスイーツの本に類書はありませんが、メープルシロップはここ10年で研究が進み、特有のポリフェノールや日本人に不足がちなミネラルが多く、肥満抑制効果の報告もある注目の食材です。
その注目の食材を、プロのパティシエたちがどのようにスイーツの食材として扱っているのかが、この本ではわかります。
この本のもう1つの特徴として、栄養管理士からの視点も入り、メープルシロップを扱うことで、栄養面からどんな利点があるのか、どのような効果をもたらすのかを適宜解説します。
メープルシロップの特性や歴史など、資料的にも価値の高い本になります。
【著者紹介】
小田 忠信:蜂蜜、メープルシロップ、ローヤルゼリーなどの専門メーカーである株式会社クインビーガーデン、代表取締役。創業は1931年。イタリア産ハチミツ、国産はちみつ、カナダ産はちみつ、純粋メープルシロップ、メープルシュガーを扱う。メープルスイーツコンテストを主催。
内容説明
メープルシロップ&メープルシュガーの可能性を引き出す「メープルスイーツコンテスト」において、錚々たる顔ぶれの審査員をうならせた入選作品を一挙公開。歴史や栄養価、グレードなどの解説もついた日本初のメープルシロップ専門書。
目次
第1章 メープルシロップとは
第2章 誕生の歴史
第3章 食文化
第4章 特性
第5章 栄養価
第6章 メープルシロップ・スイーツレシピ
著者等紹介
小田忠信[オダタダノブ]
早稲田大学卒。東京農業大学大学院にて環境共生学博士号を授与。生き物文化誌学会副会長。アジア養蜂研究協会養蜂産業委員。「メープルスイーツコンテスト」を主催しているクインビーガーデンの代表取締役。はちみつやメープルシロップの領域で食農と環境の関わりについて研究を続けている
佐藤みずほ[サトウミズホ]
女子栄養大学及び同大学院で栄養学を専攻し、管理栄養士資格と修士号を授与。2009年4月に慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程に社会人学生として進学。栄養学の視点で食品表示や食品廃棄物循環システムについて研究。博士号を取得。2014年より、システムデザイン・マネジメント研究科の特任講師に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。