こころもおいしく満たす旬の禅ごはん―鎌倉、不識庵の台所から

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416812891
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C2077

出版社内容情報

家庭で楽しめる精進料理レシピ集。鎌倉で教室を主宰する著者が心と体に優しく、旬の素材を活かしたおいしい「禅ごはん」を紹介。

コンビニやできあいのお総菜を食べても、なぜか疲れが取れない・・・
不味くないしお腹はいっぱいになるけど、心は満たされない・・・                   
そんな人はぜひ「禅ごはん」を試してみてください!「禅ごはん」とは精進料理を取り入れた食卓のことです。
精進料理は難しくて味が薄い・・・というのは誤解!精進料理のノウハウは、旬の素材を上手に活かす禅寺の知恵。そして、建長寺をはじめとする鎌倉の精進料理は、からだに優しい味付けではあるものの、決して薄味ではありません。効率的に素材の味と香りを存分に引き出す技は、おいしい和食の原点でもあります。
 本書は、建長寺の典座を努めた僧侶、藤井宗哲氏夫人、藤井まり氏による、家庭向け精進料理のレシピ集。藤井宗哲氏亡き後も、鎌倉で精進料理塾「不識庵」を主宰。夫の遺志を継ぎ、精進料理の指導を続けています。そんな藤井まりさんならではの、おいしてくて優しいおかずたちをたっぷり紹介しました。
 また、レシピとともに散りばめられた、食と暮らしにまつわる禅の言葉も必見。こころを満たす食べ方、暮らし方のヒントも満載です。

不識庵へようこそ(はじめにかえて)/不識庵の春夏秋冬
・旬の禅ごはん
 春ごはん20
 典座との会話から1
 夏ごはん20
 典座との会話から2
 秋ごはん20
 典座との会話から3
 冬ごはん20 
 典座との会話から4
・禅のスイーツ
・大切にしたい日のごちそう
 お正月/桃の節句/お盆・お彼岸/お月見/冬至/小さなお祝い
・いつも食べている一品
・とっても便利な保存食

【著者紹介】
藤井 まり:1947年生まれ。精進料理を極めた夫、藤井宗哲とともに、精進料理塾を主宰。宗哲氏亡き後、その遺志を継いで、鎌倉・不識庵にて精進料理の指導を続けている。北京留学時には、薬膳・中国精進料理も研究。食と心がつながっていること、心が元気なら美しくいられること、そして日常を大切に暮らしていくことの大切さを若い世代に伝えている。

目次

春(たけのこ;グリーンアスパラガス ほか)
夏(なす;かぼちゃ ほか)
秋(しいたけ;しめじ・まいたけ ほか)
冬(蓮根;大根 ほか)

著者等紹介

藤井まり[フジイマリ]
精進料理研究家。1947年北海道生まれ。早稲田大学卒業。亡夫・藤井宗哲とともに、鎌倉・稲村ガ崎の山庵「不識庵」にて精神料理教室『禅味会』を主宰し、指導にあたる。1992年、中国・北京に留学して薬膳・中国精進料理を研究する。現在は、自宅を中心に料理教室を展開している以外に、パリ、ロンドンなどでも講習会を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダンスにホン!ころりん

8
20121121発行 150814読了 季節の食材をどういただくか、感謝と愛情と知恵と工夫のつまった一品。食との向き合いかたさえも変えてしまう本でした。近い将来不織庵さんの教室訪れてみよう。この本との出会いに感謝2015/08/14

イナサ

1
所々、写真の器やしつらえなどが、あまり美味しく見えずに残念。 畳に食材直置きした写真とかはちょっと…。 実際に美味しいかどうかは別問題だと思いますが、作ってみようという気持ちが削がれてしまいました…。2014/07/11

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