出版社内容情報
レトロで懐かしさも感じさせる平屋。その平屋に住む人々の、平屋に対する思いと、こだわりの間取り、暮らしぶりやインテリアを紹介。
平屋という建築は、古民家というほど古くはないが、でも今の一般の住宅とは異なる独特な雰囲気を持つ家が多い。また新しい家でもあえて平屋にという方も増えており、その佇まいそのものが愛されている。本書は、全国各地から、選りすぐりの平屋にこだわった人々を取材し、平屋に対する思いと、こだわりの間取り、暮らしぶりやインテリアを紹介した。
平屋の魅力とは、平屋に住む人々と暮らし20家族、楽しい平屋物件の探し方
【著者紹介】
「tutto」写真家・森隆志とスタイリスト・小澤典代を中心とする編集企画ユニット。書籍や雑誌、PR誌などの制作を手がけている。暮らしまわりの事柄をテーマに、日々のなかにある大切なことを見つめ、その機微にふれられる誌面づくりを心がけている。主な仕事に、小冊子「fu-chi」、書籍「韓国の美しいもの」(新潮社)、「子どもとトコトコしあわせ東京散歩」(ポプラ社)などがある。
内容説明
平屋に暮らす20軒の家族を取材。平屋に対する思い、こだわり、暮らしぶりを紹介。
目次
渡辺さん
山口さん
佐治さん
伊藤さん
南里さん
梅原さん
稲福さん
小原さん
佐藤さん
横内さん〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
47
既視感。多分以前手に取っている。多分あの頃。「平屋に憧れてる」と話す人に影響されてた頃。若い頃は地元の米軍ハウスに憧れて、たまたま庭にいた住人に突撃インタビューしたことを思い出した。若気の至り。閑話休題。庭仕事や土いじりは嫌いだけど、平屋はやっぱり住みやすいと思う。そういえば実家も高台の平屋だ。今の自分の住まいも考えようによっては「平屋」かも。2020/11/29
まりこ
23
古い平屋に暮らす。。。が正しいかも。実際に平屋に暮らしておりましたが、夜の足音、最近の水害を考えると使用しなくても2階はあった方が安心です。でも眺めていて癒される一冊でした。2019/03/13
やどかり
23
新築もあれば築150年の家もあり、米軍ハウスもあり、いろーんな平屋が見れておもしろい。なぜか沖縄が多かった。やっぱり縁側のある和風な家が好きだった。古い日本家屋は、維持も大変だろうし、よほどうまくリフォームしないと、寒くてしょうがないけど、落ち着くんだよねー。平屋だと間取りはやはり狭いけど、家が広いとその分物も増えそうだし、少数精鋭なお気に入りの物だけに囲まれて暮らすのは快適そう。2015/02/28
タピオカ
21
平家に暮らす20軒の家族を取材したもの。新築もあれば築150年以上もあり趣味や嗜好もいろいろ。地面から繋がっている生活の安定感、日々の生活を大切にする豊かさが感じられた。冒頭の、立原道造さんが設計したヒヤシンスハウス(残念ながら亡くなった後に建てられた)を訪れてみたい。2021/08/21
ケロコ
21
【図書館】どの家も素敵で、暮らし振りも美しい。いいなぁ。羨ましいなぁ。という羨望の思いで眺めた。意志の有る暮らしって潔くてカッコいい。そんな境地にいつかは辿り着けることを願いながらうっとりと読了。2018/02/14