内容説明
最前線のアニメーション制作で活躍する演出家、監督の描いた絵コンテを通じて、アニメーション映像における絵コンテの果たす役割と、その基本原則、同時に多用な表現について紹介。
目次
絵コンテの基礎
絵コンテの実際(りんたろう『よなよなペンギン』;竹内敦志『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』;芦田豊雄『蒼天航路』;押井守『スカイ・クロラ』;上田文人『ワンダと巨像』;地岡公俊『墓場鬼太郎』;赤根和樹『鉄腕バーディーDECODE』;川尻善昭『HIGHLANDERハイランダー・ディレクターズカット版』;寺岡賢司『タチコマな日々』;今敏『パプリカ』『TOKYO GODFATHERS』 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんすこむたん
1
安易に使う時がある専門用語がどんな意味を持っているかなど、学べるところはある。ただ、アニメーションをつくるというより、監督や演出家の絵コンテの癖や使われ方を学ぶ本。この本以外に何かしら絵コンテに関するものを持っているのなら、それも参照した方がいいだろう。2018/12/06
とんび
1
凄い面々によるコンテが集められたコンテ集に解説がついた、心ときめく本。だけど死に過ぎ!! ここに並んでる人1年で死に過ぎ!!! アニメ業界の過酷さを知る。2011/10/18
有無
0
立ち読みレベルの本。 巨匠が沢山でて、アニメについて語っているが、雑誌のワンコーナーレベル。絵コンテもこれを見て、何かをわかる人がどれだけいるか疑問だし、その見方がわかるわけでもない。2012/11/10
らはるとはると
0
アニメーションノートに掲載された絵コンテの紹介をまとめた本。絵コンテの入門書と言うより、各演出家の特性や持ち味などを読み解くファンのためのもの。2011/12/16
えんじ
0
たまたま書店で見かけて。映画監督だけではなく、ゲームicoの上杉氏とそのコンテまで入っているのが、すてき。みんなの大好きな日本のアニメを代表する監督の絵コンテが多数入っているのがうれしいが、多いだけにちょっとしか入っていないのが、残念と言えば残念。横断的にさまざまな絵コンテを見れる貴重な1冊。2025/03/11