目次
クロッカス(アヤメ科)
ヴァイオラ(スミレ科)
ナツフジ(マメ科)
シクラメン(サクラソウ科)
立寒椿(ツバキ科)
カメリア・ヤポニカ(ツバキ科)
オールド・ローズ(バラ科)
コスミレ(スミレ科)
ロサ・ムリガニィ?(バラ科)
ザイフリボク(バラ科)
ヤマイバラ(バラ科)
レントゥン・ローズ(キンポウゲ科)
フキ/蕗のとう(キク科)
寒咲アヤメ(アヤメ科)
エルサレム・セージ(シソ科)
トゥリパ・クルシアナ(ユリ科)
著者等紹介
野村典成[ノムラミチナリ]
昭和30年7月11日、山口県生まれ。植物画を13年前より始める。園芸ニュースレター、日本植物画倶楽部所属。現在、広島ボタニカルアートソサエティ(HBS)講師、NHK山口文化センター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちはや@灯れ松明の火
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線が脈を描くごとにいのちが宿っていく。光を浴びて、影を含んで、ひとつの色が濃淡をつける。どうしたらこんな絵が描けるんだろう。色鉛筆が儚い花の営みを写しとって紙に留める。重ねた線と加えた色がかたちを得て匂いたつ。どうしたらこの花をうつくしく描けるんだろう。まばゆく輝く蕊、ビロードに似た花弁の質感、葉脈の細かな凹凸。尖らせた芯をすべらせる。同じような実もひとつずつ仕上げることで表情が変わる。寡黙な白が全体をなじませて、気がつけばやさしい気持ちになっている。花と私と色鉛筆が和をなして生まれるしあわせな植物画。 2018/05/29
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ボタニカルアートを描きたいと思ったが、たぶん無理。2019/02/04