子供の科學完全読本 1924-1945―大正から昭和へ100年前から読み直して学ぶ教養としての科学史

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子供の科學完全読本 1924-1945―大正から昭和へ100年前から読み直して学ぶ教養としての科学史

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  • サイズ B5判/ページ数 208p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416723364
  • NDC分類 405
  • Cコード C0040

出版社内容情報



創刊100周年を記念!
創刊から終戦までの雑誌『子供の科学』を読み直す

膨大なバックナンバーの中から、科学とテクノロジーに強い現代の知の巨人、小飼弾が、日本の科学技術発展に寄与した側面に注目して記事をピックアップ。当時の社会情勢を背景に、どんな意図で、何を解決したくてこの記事が書かれたのか、また、当時の知識人が科学の進歩をどこまで予言できているのかなどを振り返る。

特に戦争が近づいてくる様子、また戦況が厳しくなったことが読み取れる記事は必見。当時の読者の役に立とうと編集された内容は、そのまま世相を反映していることに改めて気付かされる。月刊誌だからこそ世の中の動きが細かに記録されていることにも、現代人として胸が熱くなること必至だ。


※紙版は早期購入限定「昭和20年12月号デジタルBOOK」セットとなっております。期間内にデジタルBOOKを帯のQRコードから取得することで、戦後間もない貴重な「子供の科学」を全ページ読むことができます!(取得期限:2025年3月8日まで)
電子版では紙版ではモノクロだったページも全ページカラーで掲載(デジタルBOOK特典はありません)。


◆目次
Part1 未来への憧れ
想像を膨らませた未来の都市構想
錬金術は実現した?
予想的中! 未来のエネルギー
現実が想像を超えた月世界旅行
ビジネスにならなかった国際無線電話
期待外れに終わった乗り物「飛行船」

コラム
未来の人類生活?優生思想!?/三陸沖地震発生

Part2 戦争と科学
近づいてくる戦争の影
中国との戦争が始まった
まだ他人事だった!? 第二次大戦勃発
いよいよ日米開戦
満州と海外移民
戦況悪化と窮乏する世間
B-29と空襲
戦争と資源
昭和20年-敗戦直後の2冊

コラム
広告で見る戦争の足音/二十世紀の驚異

Part3 対談 子供の科学と私
小飼弾×稲見昌彦(東京大学先端科学技術研究センター副所長)
小飼弾×浮川和宣?浮川初子(ジャストシステム創業者夫妻)

巻末
時代がわかる 表紙図譜 1924-1945

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内容説明

大正~令和まで、20世紀前半の夢と希望、そして近づく戦争と敗戦…。雑誌が記録した科学ドキュメンタリーを見よ!

目次

1 未来への憧れ(想像を膨らませた未来の都市構想;錬金術は実現した?;予想的中!未来のエネルギー;現実が想像を超えた月世界旅行;ビジネスにならなかった国際無線電話;期待外れに終わった乗り物「飛行船」)
2 戦争と科学(近づいてくる戦争の影;中国との戦争が始まった;まだ他人事だった!?第二次大戦勃発;いよいよ日米開戦;満洲と海外移民;戦況悪化と窮乏する世間;B-29と空襲;戦争と資源;昭和20年―戦後直後の2冊)
3 対談 子供の科学と私(小飼弾×稲見昌(東京大学先端科学技術研究センター副所長)
小飼弾×浮川和宣・浮川初子(ジャストシステム創業者夫妻))
巻末 時代がわかる表紙図譜 1924‐1945

著者等紹介

小飼弾[コガイダン]
投資家、プログラマー。(株)オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)の取締役最高技術責任者(CTO)を務め、同社の上場に貢献。ニコニコチャンネル「小飼弾の論弾」で、毎月2回、時事ニュース解説や科学・IT解説などをライブ配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

10
学研の科学と学習と勘違いしてました。 戦前に創刊された子供の科学を大戦後までの期間で振り返ります。 戦争直前や戦中は翼賛的な内容になっていますが子供が科学へ興味をもたせるような姿勢を貫いたことは評価できると思います。 プロパガンダ的な文章はまるっきり今の北朝鮮のメディアのようですね。2024/12/21

ぽけっとももんが

9
わたしはこども時代、全然知らない雑誌だったのだけれども、家人は読んでいたらしい。ということで息子たちが小学生の頃、購読していた。親も楽しめるおもしろい雑誌。さて、その「子供の科学」は100年続いているそうで、その初期の21年分を振り返る。100年後の未来の都市計画、人類が宇宙へ進出するのは2050年であろうという予言、そしてだんだんきな臭くなり軍事色に染まる。戦後はくるっと宗旨替えする潔さもあり。活字は小さく漢字も多く、でもきちんとふりがなもあり、昔のこどもたちは歯応えのある雑誌を読んでいたのだなぁ。2024/12/21

スローリーダー

3
生来文系なものだから理系の本や記事に抵抗がある。中身を読んでも楽しくはなかった。それでも過去の未来予測記事に対し、現代の読者が答え合わせをすることが出来ることには些か興味を惹かれた。人が考えたことはいつかは実現するが、正にその通りだ。話は変わるが、戦前戦中の日本は今から比べれば全体的に暗いイメージで捉えられがちだが、当時のリアルな国民の意識はもっとノーマルだったことが、記事の書かれ方でも分かる。当時の少年の姿を理解する上でも『子供の科學』の記事は有益だ。2025/04/13

サト

2
創刊百年を迎えた科学雑誌が、1924〜45年の間、戦争によってどのような変化をしたか。その変化を通して当時の人々が、どんな現実を生き、どんな未来を描いていたのか? 科学雑誌だからこそ見えてくる堅実的な分析や予想があり、その答え合わせもできます。 創刊当初の未来都市や宇宙へのワクワク感から、次第に「満州だより」や優生思想や「ゴミの戦力化」というきな臭さへ遷移していく、それが子供向け雑誌から見てとれるのが痛ましくも興味深いです。 雑誌として商魂たくましい1945年前後の手のひら返しが一番痛快かもしれません2025/04/08

拡がる読書会@大阪

2
「子供の科学」という雑誌はご存知ですか? 小学校高学年・中学生向けの科学雑誌なんですが、今年で創刊100年なんだそうです。 途中、戦争で発行がない時期もあるそうですが、本書は、大正末期から戦中、戦後あたりまでに発行した時の特集をまとめた本です。この時代に理論は完成されていたのか!驚かされる内容がたくさん。科学に興味のある読者だけでなく、教育や歴史に関心を持つ人にもおすすめです。 https://note.com/sharebookworld/n/ne7631bbd5e382024/12/15

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