日本の香―薫物 香木 香道 フレグランス 今につながる1500年の香文化と美

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日本の香―薫物 香木 香道 フレグランス 今につながる1500年の香文化と美

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  • サイズ B5判/ページ数 240p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416723159
  • NDC分類 792
  • Cコード C0076

出版社内容情報

アメリカ、ヨーロッパも注目する「日本の香文化」

「香りとはたのしみである」「香りとは祈りである」 「香りとは道である」「香りとはこころの旅である」 「香りとは美である」……。
源氏物語が象徴する「薫物文化」や、戦国武将たちがこぞって収集した香木から生まれた「香木文化」など、1500年にもわたり、時代ごとに独自の発展を遂げてきた日本の香りの文化。
本書は、「日本人にとって香りとは、美意識とは」をテーマに、歴史背景や文化観を解説したコラムと美しい写真で構成したオールカラーのビジュアルブックです。

世界に香文化を発信する企業・日本香堂を監修に迎え、同社が所有する貴重な香木や歴史的資料を多数掲載。また、日本、フランスの香文化に通じる専門家たちの貴重なインタビューも収録。
日本の香文化の今昔と未来をつなぐ、他に類をみない1冊です。

<目次>
■1500年にわたる香文化
日本の香文化ふたつの美 薫物文化と香木文化
 薫物とは/薫物文化とは/六種の薫物/香木の銘/六十一種名香/蘭奢待
祈りの香 奈良時代│6─8世紀 受容と伝播 意味、価値浸透の時代
 聖徳太子と香/鑑真和上がもたらした合香
薫物の香 平安時代│8─12世紀 暮らしの香文化創造の時代
 香文化百科の書『源氏物語』/「匂」と「薫」に隠された仕掛け/香りを色としてまとう「香染」
道の香 室町時代│12─16世紀 香文化の武家継承とその変容
 武家の台頭。薫物から香木志向への変化/北山から東山。新たな美意識へ/諸芸道の芽生え「東山文化」/香木の物を超える価値と意味
遊楽の香 江戸時代│17─19世紀 階層を超え町人へ 燗熟する香文化
 庶民に浸透し、江戸文化の華に/浮世絵と香書/日本の伝統香となった「練香」
健美の香 明治時代─現代│20世紀─ 東と西の香の出合い、そして新時代へ
 新しい文化「香水香」

■インタビュー
「人と佛、人と人をつなぐもの、それが香」 薬師寺長臈│松久保秀胤
「日本人の美意識とアイデンティティの源流に『源氏物語』がある」国文学者│三田村雅子
「東洋文学の魅力は無常観。それは香りにも通じる」中世和歌研究者│ミシェル・ヴィエイヤール=バロン
「香道が導く心のあり方、進化する香道の形」御家流香道 第二十三世宗家│三條西堯水
「1500年間、変遷してきた香文化の美。調香師が見る、現代と未来の姿」調香師│堀田龍志
「時代、洋の東西を超える美しい香りとは」人類学者│アニック・ル・ゲレ
「新しい香りの発想は人生そのものの中にある」調香師│ドミニク・ロピオン

■香文化の美の源
香木 沈香・伽楠香・白檀とは/香木(沈香・白檀)の産地と分類
線香
和香木

■巻末資料
香道のたのしみ/主な香文化のできごと
***************

目次

日本の香りのふたつの美 薫物文化と香木文化
祈りの香 奈良時代|6―8世紀 受容と伝播 意味、価値浸透の時代
薫物の香 平安時代|8―12世紀 暮らしの香文化創造の時代
道の香 室町時代|12―16世紀 香文化の武家継承とその変容
遊楽の香 江戸時代|17―19世紀 階層を超え町へ 燗熟する香文化
健美の香 明治時代―現代|20世紀― 東と西の香の出合い、そして新時代へ
巻末資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

33
表紙が真っ白なのは意図されたデザインなのかもしれませんが、中の写真が美しいだけにちょっともったいない!と思いました。香りという、読書体験では伝わらない感覚を自然、仏教や香道、実際の香木などのイメージから立ち上らせる感じ、すごく好みです。思わず本の匂いも嗅いじゃいましたーなんかアーモンドみたいなにおいがする(気がする)♪2025/05/22

3
香道体験が楽しかったので手に取った。写真がどれも美しく(源氏香図をとりいれた虎屋の干菓子の可愛いこと)余裕のある愉しい一冊だった。薫物、香木から始まる香り文化の奥の深さよ。各専門家のインタビューも小難しくなくて楽しく読める。現在のAIが調香した柔軟剤の香りに「もののあわれ」はないけれど、日々の中で、香りが時に気持ちや記憶を動かしたり、なだめたりするのは誰もが経験することだ。雨が続いて湿度が上がってきたので、そろそろ茶香炉を出そう。2025/06/11

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