内容説明
藪原法律事務所の居候弁護士、朝吹里矢子。駆け出しの彼女にとっては毎日が新鮮な“事件”だ。建築会社の名門、山浦家に深夜しのびこんだ男が、泥棒と間違えた山浦に木刀で殴られ、バルコニーから転落し死亡した。しかし死んだ男は山浦の一人娘の婚約者で、彼の直属の部下だった。正当防衛か傷害致死か。階下で発見されたシャツのボタンが意外な真相を暴きだす。新米女性弁護士の活躍を描く会心の推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
43
新米の弁護士朝吹里矢子を主人公にした連作短編。きめ細かな情景描写や心理描写が美しく、相続欠落といった一般の人にはなじみのない法律のことが巧みに織り込まれた読み応えのあるミステリーです。どの作品もどんでん返しがあり、結末では意外な犯人が明らかになります。過失致死のように見える事件が周到に計画された殺人だったことが分かる「暗闇のバルコニー」が特に好みです。女性の登場人物たちの心の揺れが、丁寧に書き込まれています。2026/05/01
ひろ
5
原作を読んでいると里矢子は恩師の薮原に幼いころに失くした父をみているんだろう。2018/09/05
コマンドー者
2
弁護士朝吹里矢子シリーズの1作目。各短編とも法律トピックをキーポイントにして質の高いミステリーに仕上がっており、おすすめのシリーズ。 2024/03/06
Nori
1
5点。連作短編集。最後の方の作品が面白かった。どんでん返しがあって、面白かった。2024/04/08
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