美の共感思考―無名の専業画家が売れっ子的に活動できる地道な実践と考察

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美の共感思考―無名の専業画家が売れっ子的に活動できる地道な実践と考察

  • 福井 安紀【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 誠文堂新光社(2024/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416723067
  • NDC分類 720
  • Cコード C2071

出版社内容情報

完全無所属の専業画家の、売れるカギは、「共感される」ことだった。百貨店での個展経験もなく、マーケティングもせず、売込み営業活動もしない著者が、なぜ、悠々と活動継続できるのか。なぜ、受注できるのか。
個展150回、8万人の鑑賞者に出会い、画家ならではの人間観察と豊富な対人経験をもとに、アーティスト、クリエーター、フリーランスがぶつかる諸問題(お金、メンタル、お客さんづくり)について、「共感される」をキーワードに、独自の活動方法や思考方法を公開します。
また、ギャラリーストーカーなど「迷惑な来場者」への対策や考え方も、著者の経験を踏まえ、迷惑行為のタイプ別に24ページにわたり具体的に、率直に記しています。

主な内容として、
・ほんとうに「自分のしたいこと」をするときに起こる「逆風」について
・自分を支え、リピーターになってくれる「自分のお客さん」を得るには
・さまざまなお客さんとの出会いかた
・お客さんは何に対して共感し、応援するのか
・長く創作を続けていくためのお金の問題
・値付け、個展などについての考え方と提案
・お客さんからの注文を得るために
・創作者の性格(陽キャと陰キャ)と接客
・不安定になりがちな心への対策
・ギャラリーストーカーを含む「イヤなお客」のタイプと対策
などのほか、X(旧ツイッター)のフォロワー数2万6千人(刊行時)である経験から、SNSの活用方法と効果について、や「受注を増やす方法を」を、安価な金額設定でふすま絵を出張して描く『ふすま絵プロジェクト』立ち上げの経験から提案し、提言します。

いったい著者は、どうしてこんなに惜しみなく手のうちをさらすのでしょうか? 終章「美について」と「200年後の未来の人たちへの手紙」で、著者が一生をかける「美」への想いと、今の美を未来の人に伝えたいという願いを語り、一見、美とは相反すると思われがちな「共感される」ことや「お金」の問題が、実は美の真髄に迫るものであることを語ります。

無名の画家が自分をさらけ出して書いた『職業は専業画家』(誠文堂新光社、2021年)がじんわり好評であることを受けて、第2作目『美の共感思考』の刊行が決まりました。画家をはじめアーティストやクリエーターが直面する多岐な問題をより深掘りする本作は、『職業は専業画家』同様、自営する人、起業を目指す人にも必携です。

■目次
第1章 共感の種―「自分のしたいこと」
第2章 「共感」でお客さんをつくる
第3章 お金を得る・お金の考え方
第4章 心のこと
「イヤなお客」への対策―ギャラリーストーカーも含む
対談1 ロイドワークスギャラリー 井浦歳和さん
対談2 山本雄教さん
土と石の作品
「ふすま絵プロジェクト」の事例
第4章 美について
200年後の未来の人たちへ
***********************

内容説明

「共感される」の視点でフリーランスのファン獲得、美の追及、お金、心の安定、接客、価値創造の考え方が進化する。ギャラリーストーカー対策情報も。

目次

第1章 共感の種―「自分のしたいこと」(「共感」の大切さに気づくまで;「共感される」とは ほか)
第2章 「共感」でお客さんをつくる(「共感される」ことで「自分のお客さん」を自分でつくる;お客さんは何に共感するのか ほか)
第3章 お金を得る・お金の考え方(「自分のしたいこと」と「お金」の関係;作品の価格の決め方 ほか)
第4章 心のこと(創作者の心のこと;心の安定―心をコントロールする ほか)
第5章 美について(「美」に「自分」を込める―私の「自分の美」への変遷;自分の創作での「美」のありか;「花」について)

著者等紹介

福井安紀[フクイサダノリ]
画家・絵師。1970年京都府生まれ。サラリーマンを経たのち、30歳から絵だけで生活する道へ進む。土と石の自家製絵具で制作を続け、2013年、42歳で〓砂神社能舞台の鏡板の松を制作する機会をいただく。45歳のときに、江戸時代の絵師にあこがれ、安価に、すばやくふすま絵を描く「ふすま絵プロジェクト」を立ち上げる。各地の住宅、店舗、ホテル、寺院などでふすま絵、壁画、天井画などさまざまな種類の絵を描き続けている。2023年までに個展150回以上、多数のふすま絵制作など、画家活動の限界に挑んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

20
『自分の客は自分で作る』という意識と、美に対する情熱の混じりあい方が面白い。自分の美を追求しつつ、美だけではなく熱意も魅力、と柔軟な態度。絵具を自分で作る、日本画を描くとかも、自然や歴史文脈での魅力の一つ。無名だから見つけるのも魅力になるとする。積極的に展示会も行い自分の美を真に共有できる人を探す。逆に邪魔になる客の排除も話し方まで書かれていてリアル。画業一本とすることで技術や意識の向上も速く進む、という考え方はなるほど。だから収入の確保は大事という考えにいたる。結局人はその真剣さに心を惹かれるのだろう。2024/08/25

さたん・さたーん・さーたん

3
芸術家が自らのフリーランス活動を紹介する。美の追究はとにかくストイック、「真の共感」を得ることは細くともしなやかに繋がる人の縁による。自己の内面にせよ活動の展開にせよ徹底している、こういう人が何事かを成し遂げるんだろうか。参考になったのは、脳のイメージに敢えて抗い、その修正のために脳が必死に「なんとかしようとする」描き方。この発想は、膨大な創作量をこなした先にあるだろう。自分にはまだまだ遠い、がワクワクする世界でもある。2024/08/19

小説大好き

2
著者の前作がとても良かったため読みました。前作ほど網羅的な内容ではなかったですが、今作も大変参考になりました。お客様との関係構築やギャラリーマージンなどセールスについての話とメンタルケアについての話が半々で語られていた印象で、相変わらず著者の経験に基づいた分析が見事でした。キーワードである「共感」を四段階に分けて考えたり、所謂嫌な客を六タイプに分けて対処法を記したりと、この本ならではの有益な情報が色々とありつつ、「マーケティングとアートは相性が悪い」とさらりと看破しているあたりに著者のセンスを感じました。2024/08/24

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