出版社内容情報
真っ赤なリネンで、モダンなインテリアにも合うつるし飾りを作ります。ひな祭りだけでなく、お正月や安産祈願、還暦のお祝いにも。つるし飾りは、さまざまな飾りものに願いを込め、端切れを縫って綿を詰めてひな段の両脇につるしたものが原点といわれています。
くくり猿は「厄が去る」、桃は魔除けの象徴、三角は薬袋をかたどったもので病気にならないように…etc.
それぞれに意味を持つ、つるし飾りのモチーフの作り方をご紹介。
お子様、お孫さまへの贈り物としてはもちろんのこと、還暦のお祝いとしても喜ばれます。
絹やちりめんを使ったカラフルなものが一般的ですが、昔から赤い色には魔除けの力があるといわれており、
また麻(リネン)はまっすぐにぐんぐん伸びるので、健やかな成長への願いも込めています。
そのまま切りとって使える実物大型紙つきです。
■目次
第一章 桃の節句のつるし飾り
第二章 つるし飾りの歳時記
巻末 そのまま切り取って使える実物大型紙
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第一章 桃の節句のつるし飾り
第二章 つるし飾りの歳時記
巻末 そのまま切り取って使える実物大型紙
堀川 波[ホリカワ ナミ]
著・文・その他
内容説明
つるし飾りは、日本各地に伝わる伝統工芸です。着物をほどいて動物や植物の形をした人形を作り、糸の先につけて桃の節句に飾ります。それは女の子が生まれた喜びと、健やかな成長を願う気持ちをあらわしたもの。お母さんやおばあちゃんだけでなく、親類や近所の人たちも持ち寄ることもあったといいます。静岡県稲取の雛のつるし飾り、福岡県柳川のさげもん、山形県酒田の傘福などが有名です。心のこもったそんな習慣を、今の暮らしに似合う形にして楽しみませんか?そのまま切って使える実物大型紙つき。
目次
1 すくすく育ってね…。ひと針ごとに願いを込めて桃の節句のつるし飾り(いろんな場所で、いろんな飾り方;赤いつるし飾りを作りましょう)
2 色や形、組み合わせを変えて。季節に合ったつるし飾りの歳時記(行事を彩る新顔を加えて;歳時記のつるし飾りを作りましょう)
実物大型紙
著者等紹介
堀川波[ホリカワナミ]
1971年大阪生まれ。大阪芸術大学グラフィックデザインコース卒業後、おもちゃメーカーの企画開発を経て絵本作家、イラストレーターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。