出版社内容情報
漁師になるための方法を紹介。漁の技術習得や就業、自分の船を手に入れるまで。
最近、若者からリタイア組まで、漁師に興味がある、あるいは、漁師になりたい、という人が増えています。しかし、どうやって漁師になるのか、学校やマニュアルはありません。本書では、親が漁師でもない人が漁師になる方法を具体的な事例で紹介しています。経験談から、実際にどうやって漁の技術を学んだのか、漁業権はどうやって取得したか、船の購入、魚の出荷先の確保など、就業の道のりがわかります。元・新聞記者から漁業者に転身した人(静岡県網代/定置網)や水族館飼育員を経て漁師の修行をして独立した人(神津島/1本釣り)など、実践で役に立つ情報満載です。
【著者紹介】
金萬 智男:千葉県で海苔や貝類など漁業を営む。きんのり丸代表。株式会社エンジョイ・フィッシャーマン取締役。漁業雇用支援事業にも取り組んでいる。
目次
実例編 こうして漁師になりました(記者もイイけど、漁師はもっとイイよ!;大好きな東京湾で漁師として「一本立ち」したい;母になっても、おばあちゃんになっても私はずっと漁師です;環境保護に立ち上がった海人「沖縄の豊かな海を取り戻す!」;神津島で独立し一人操業をスタート キンメダイで水揚げ一千万を目指す ほか)
情報編 就職ナビ 漁業を仕事にする方法(漁師の仕事とライフスタイル;漁師になるためのステップ;漁業のタイプと主な漁法)
著者等紹介
金萬智男[キンマンノリオ]
1959年千葉県木更津市生まれ。高校卒業後、親のあとを継ぎ漁師になる。冬場はノリ養殖、夏場はアサリ漁を中心に生計を立てる。1998年漁師のネット直販のパイオニアとして注目を集める。その後、漁師仲間でNPO法人盤州里海の会発足。アサクサノリ、脚立釣り、打瀬舟の復活に取り組みながら、干潟や海の保全活動も行う。全国の漁師仲間と(株)エンジョイ・フィッシャーマンを設立。ラジオのパーソナリティーや日本の漁業後継者育成活動も行う
三好かやの[ミヨシカヤノ]
1965年宮城県生まれ。フリーライター。食材の世界を中心にルポを続ける中で、「のり」の取材を通して金萬氏に出会う。東日本大震災以降、東北の生産者を中心に取材を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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