出版社内容情報
世界的万華鏡作家である著者が、万華鏡のしくみや、映像の要となるミラーシステム、作り方まで詳細に解説する画期的な1冊。万華鏡の幻想的な映像には癒し効果も期待され、今静かなブームとなっている万華鏡。
本書は、世界的に活躍し、万華鏡の世界大会でも4度グランプリを受賞している日本の万華鏡制作の第一人者である著者が、万華鏡のしくみや映像、制作方法など「万華鏡のすべて」を紹介する、これまでにない万華鏡の決定版です。
万華鏡の映像の心臓部となるミラーシステム(鏡の組み合わせ)については、これまであまり手の内を明かされることがなく、試行錯誤するしかありませんでした。
本書は、あらゆるミラーシステムについて詳しく解説しており、簡単な基本の万華鏡から、複雑な立体映像の見られる万華鏡まで、実際に作るための手引きとしていただけます。
万華鏡の仕組みを知りたい方、作ってみたい方、そしてワンランク上の作品を作りたい方、ガラス工芸に親しんでいる方など、あらゆる万華鏡愛好家におすすめの1冊です。
山見 浩司[ヤマミ コウジ]
山見 浩司:1961年東京生まれ。80年代にステンドグラスを学び始めたのをきっかけに、ガラスを駆使した作品の制作を始める。90年代に留学先のアメリカでおもちゃではないアートな万華鏡と出会い、帰国後独学で制作を開始。アメリカの万華鏡愛好家団体に入会する。以来毎年アメリカで開かれる万華鏡世界大会に出品し、和を意識した作品がアメリカの愛好家の間で絶賛されグランプリを3回受賞。日本で最初のアート万華鏡制作スクールを開校し、数多くの万華鏡作家を輩出しているほか、多くのメディアでも制作・指導を行っている。万華鏡の魅力を広く伝えるべく、現在も意欲的に活動をする日本の万華鏡作家の第一人者。
内容説明
1816年にスコットランドで生まれ、日本へは江戸時代に伝わった万華鏡。200年の間に万華鏡は大きく進化を遂げ、映像も、ボディも、これまでの概念を打ち破る、さまざまなものが生み出されています。今や玩具から、アートの世界へと踏み出した万華鏡。その基本の構造やミラーシステムによる映像の違い、詳細な作品制作プロセスなど、万華鏡のあらゆる知識をこの1冊に惜しみなく公開しました。万華鏡について知りたい方、作ってみたい方、ワンランク上の作品づくりに挑戦したい方など、万華鏡に関心のあるすべての方にお届けする決定版です。
目次
第1章 無限の可能性を秘める万華鏡(アート万華鏡の世界へようこそ;世界で活躍する万華鏡作家たち)
第2章 万華鏡の映像(万華鏡の映像;各種ミラーシステムとその映像)
第3章 万華鏡のしくみ(基本的な万華鏡のしくみ;セルスコープ(Cell Scope)のしくみ ほか)
第4章 万華鏡を作る(万華鏡に使うガラスのミラー(鏡)
レンズ ほか)
付録
著者等紹介
山見浩司[ヤマミコウジ]
万華鏡作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちはや@灯れ松明の火
501
みかりんご。
Rieko Ito
蘇芳