フラワーマーケティング入門―花が売れるしくみのつくりかた

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416713389
  • NDC分類 621.4
  • Cコード C2061

出版社内容情報

激動の花業界に次々と産まれる新しい商売の仕掛けを、JFMAの創設者がマーケティングの視点から読み解き解説する。

長引く不況の影響を受ける花業界だが、鮮度保証やMPSなど上昇に向けて新しい仕掛けが次々に産まれつつある。それらを先導する日本フローラルマーケティング協会(JFMA)の設立者・代表である筆者が、花業界で生き残るために必要な知識や取り組みを専門であるマーケティングの視点から読み解き解説する。
 月刊『農耕と園芸』の連載"JFMA通信"で取り上げたMPSやIFEX、海外産地の最新情報などに加え、フラワーバレンタインなど最新の仕掛けも解説する。前著『花を売る技術』以降、激動した花業界の状勢も含め解説する。

1.激動する日本国内の花事情(生産から販売まで)
2.進化する海外の産地とマーケット(アジア、欧州、中南米など)
3.花のプロモーション活動とマーケティング
4.花屋さんの経営、量販店の経営
5.経営に取り入れるリサーチ

【著者紹介】
法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授。国内最大級の花業界商談会"IFEX"の主催や、花産業の総合認証"MPS"日本導入など、日本の花を盛り上げ販売拡大に取り組む「日本フローラルマーケティング協会」(JFMA)を創設。専門であるマーケティングの手法を取り入れた仕掛けを次々と繰り出し続けている。

内容説明

「花小売業の競争相手は誰だろうか?」「仏花は不滅である」「花には、贈られた人の周囲までも喜ばせる力がある」フラワーバレンタイン、鮮度保証販売、市場合併、IFEX、切り花輸出、フラワーセラピー、MPS。花の仕事に必要なマーケティングの視点が見えてくる。

目次

1章 日本人よ、もっと花を贈ろう(誕生日に花を贈る習慣;東京マラソンで花贈り ほか)
2章 リサーチから読み解くフラワービジネス(バラの命名権の売買ビジネス;店舗観察の方法と基本ルール ほか)
3章 フラワーマーケティング実践・JFMAの挑戦(米国版MPS:ベリフローラ;アジアフラワー会議:アジア消費市場の課題は同じ ほか)
4章 変わる世界の花ビジネス地図(知的所有権に対する中国政府の態度変容:商標に関する「先顧主義」の放棄;第8回中国国際花き展示会:北京雑感 ほか)
5章 これからのフラワービジネス(『有機農産物の流通とマーケティング』の出版経緯;安代のリンドウ:日本からの切り花輸出事業が初めて通年で黒字に転換 ほか)

著者等紹介

小川孔輔[オガワコウスケ]
1951年、秋田県生まれ。1974年、東京大学経済学部卒業。1978年同大学大学院中退後、法政大学経営学部研究助手。1986年法政大学経営学部教授、2004年法政大学経営大学院イノベーションマネジメント研究科教授(退職)。様々な企業のコンサルティングを手掛けながらも、2000年に日本フローラルマーケティング協会、2006年にMPSジャパンを創設し、両組織の会長として花産業発展のために多様な事業展開を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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こんきち

0
先生の著書を、一線を退いた今読んでいます。柵もなく純粋な気持ちで読ませていただきました。時たま懐かしい「文面」が出てきて、昔を思い出しました。2017/06/08

穂口

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花屋の売り上げが一番多いのはクリスマスのある12月かと思ったら5月らしい。母の日強い。2017/01/09

アキコ

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本屋でマーケティングのコーナーに行ったら見つけました。華道をやっていてお花屋さんと話す機会があるので、この業界はどういうものかと興味を持ち、手に取りました。著者は法政大学の教授で、日本フラワーマーケティング協会など花産業発展のために活動している方。本書は雑誌に掲載されていたコラムを再編集したもので、細切れに読めるので良いです。普段何気なくお稽古で使っているお花を、世界や生産者という目で見ることが出来ます。2013/05/15

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