わかりやすい人体解剖図で知る病気事典―症状から引ける

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  • サイズ B5判/ページ数 255p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416713372
  • NDC分類 491.61
  • Cコード C2047

出版社内容情報

日常で気になった症状や、医者の難しい説明を人体解剖図でやさしく解説する。精細なビジュアルで人体の仕組みと働きも理解できる。

日常でふと気になる症状があったとき、症状が出た部位と原因がある部位は異なることも多い。病気を理解するには、まず正常なからだの働きを知っていたほうが簡単だ。そこで人体の仕組みとメカニズムを、精細な図解を用いてやさしく解説しながら、病気と人体の関係について理解を促す。
実際の病名から、人体のどこの部位に原因があるのかを導き、その部位の解説と病気の治療、予防、応急処置を簡潔に説明する。また、医者にかかったはいいが、結局どんな病気なのかいまいち理解できないという人のための副読本として活用できるよう、専門的な用語などは噛み砕いて解説し、医者からの患部の説明を解剖図を用いることで補完する。
また、看護学生など医療関係に携わりはじめたばかりの人も、解剖学の入り口として利用できる。
第1部では実際の症状から引くチャート形式をとり、原因や患部がわからなくても簡単に索引できるようにしている。第2部では病気の説明だけでなく、その部位や器官ごとに仕組みや働きをわかりやすく解説し、実際の症状との関連づけをする。
掲載内容例:○頭の症状:頭痛がする→患部:脳(病名:脳腫瘍など)、血管(くも膜下出血など) ○胸の症状:咳が出る→患部:肺(気管支炎など)、心臓(狭心症など) ○首、肩の症状:肩こりがひどい→患部:筋肉(肩こり、四十肩など)、血管(高血圧など) ○腕、手の症状:指先がしびれる→患部:脳(脳卒中など)、脊髄(頸椎椎間板ヘルニアなど) など

第1部:症状別チャート ・頭の症状と疑われる病気(頭痛→脳、めまいがする→耳 他) ・目 ・耳 ・鼻 ・歯と口 ・のど ・胸 ・上腹部 ・下腹部 ・泌尿器 ・男性器 ・女性器 ・首、肩 ・腕、手 ・腰 ・下肢と足 ・皮膚 
付録:・赤血球と白血球 ・コレステロールと中性脂肪 他
第2部:解剖大図鑑 ○第1章 頭部 ・頭蓋と脳の構造 ・脳の仕組み ・脳神経の仕組み ・脳の病気 ・目の構造 ・物が見える仕組み ・目の病気 ・耳 ・鼻 ・歯 ・口と舌 ・のど 他 
○第2章 胸部 ・胸部の内臓 ・肺 ・心臓 他 
○第3章 腹部 ・消化器系 ・大腸、小腸、肛門 ・肝臓 ・膵臓 ・胆嚢 ・腎臓 ・膀胱 他 
○第4章 生殖器 ・男性器 ・女性器 ・受精の仕組み ・乳房 他 
○第5章 皮膚、筋肉、骨、関節、神経 ・皮膚 ・筋肉 ・骨 ・脊椎 ・脊髄 ・関節 ・神経 他 
○第6章 血管、血液、リンパ ・動脈 ・静脈 ・血液 ・リンパ 他 
○第7章 細胞 ・細胞の構造 ・ミトコンドリア ・DNA ・免疫 他 
○索引

【著者紹介】
医学博士。東京医科歯科大学第二口腔外科助手、柏厚生病院歯科・口腔外科部長お呼び副院長を経て、現在、齋藤ファミリーデンタル院長。Viadrinaドイツ州立大学非常勤講師。

目次

第1章 頭部
第2章 胸部
第3章 腹部
第4章 生殖器
第5章 全身
第6章 循環器
第7章 免疫

著者等紹介

齋藤道雄[サイトウミチオ]
1949年岩手県釜石生まれ。医学博士。東京医科歯科大学第二口腔外科助手、柏厚生総合病院歯科・口腔外科部長、副院長を経て、現在、齋藤ファミリーデンタル院長。Viadrinaドイツ州立大学非常勤講師。口腔疾患に対するサプリメントの効果など予防医学の意識普及のために、執筆・講演などさまざまな活動を行っている。おもな研究は、口腔疾患に有用な催眠療法統合医療における催眠の位置づけ(口腔外科疾患における催眠効果の検証)

福士斉[フクシヒトシ]
1958年青森県生まれ。和光大学人文学部人間関係学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、現在フリーライターとして医療・健康分野を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。