出版社内容情報
土壌と肥料の基礎的な知識の中で、特に、有機質資材を中心にした施肥の考え方や施肥法を解説した書。
有機質資材を使って施肥する場合、それぞれの肥料の性質や特徴を良く理解して施すことが大切です。
そこで始めに?@有機質肥料にはどんなものがあるか、その種類について解説し、次に?Aその有機質肥料の利用法を施用法について解説し、また?B肥料としての元素の特性、そして?C施用による効果としての作物の品質等についてわかりやすい図とともに紹介する。
・有機質肥料のいろいろ
・肥料と有機物施用の基本
・肥料としての元素
・施肥と植物栄養
【著者紹介】
元:東京都農林総合研究センターにて土壌肥料、植物栄養等を研究現:金沢学院短期大学
目次
1 肥料のいろいろ(肥料のいろいろな分類;肥効を調節した肥料 ほか)
2 肥料としての元素(肥料の三要素;植物体内での窒素の働きと過不足の症状 ほか)
3 肥料と有機物の基本(土壌改良資材の種類;葉面散布剤の施用と特徴 ほか)
4 施肥と植物栄養(光合成とその仕組み;養分吸収に関係する外的要因 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naka
2
大変わかりやすかった。実際に混合・分析などして数字の感覚も掴んでみたい。2016/08/16
脇山泰典
1
基礎中の基礎を書いた本。 初心者にはわかりやすいが土壌をかじっているひとにはちょっと物足りない内容。 定期的に読み返すとは思うが実践向きではないかな… ただ、微量要素の欠乏症状まで記入されているのには助かった。2015/06/11
nozma
0
内容は基礎的な部分を一般的なレベルで伝統的立場に立って解説したという感じで、特に目立った点は無いが、分かりやすくまとまった入門的な教科書である。が、誤字脱字が非常に多く、それがしばしば内容より気になってしまうのが残念。2012/09/30