内容説明
本書は、世界的に有名なナショナルバーズオブプレイセンターの所有者であり、猛禽舎分野における世界的第一人者の一人であるジェマイマ・パリー・ジョーンズによる、フクロウと暮らし、共に楽しむために必要なすべての側面を網羅した手引きである。
目次
1 分類学
2 フクロウの生物学
3 フクロウの飼育
4 飼育施設と設備
5 フクロウの繁殖
6 維持管理
7 繁殖にむけての第一段階
8 孵卵
9 育雛
10 フクロウを訓練する
11 フクロウで狩りをする
著者等紹介
波多野鷹[ハタノヨウ]
1967年、東京生まれ。学習院大学文学部心理学科中退。1985年、物書きに。1995年に日本放鷹協会諏訪流鷹匠に。妻一人、動物たくさんと長野の山中に暮らす。生き物文化誌学会常任理事。日本放鷹協会、The British Falconers’ Club、North American Falconers Association、ヒトと動物の関係学会、日本爬虫両棲類学会、日本鳥学会、日本動物行動学会、日本野生動物医学会、希少動物人工繁殖研究会、日本応用動物行動学会、日本飼育技術学会、日本野鳥の会、日本推理作家協会、日本SF作家クラブ、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あちこ
1
わたし用に借りた本。字の大きさが変わり過ぎて、どうしても読みにくい…まとまった文章というよりは、思いつくままの文章のようねえ。そんな中にもこの人ならではのデータがあるので、フクロウを飼うなら読んだほうがいいのかもね。2016/05/24
Ryo
1
図書館。フクロウとミミズクの違いがよくわからんのでタイトルにひかれて予約。そんな小さなことを調べるのには不向きすぎる程専門的な感じでビビッた^^;耳のような毛があるのがミミズクかと思えばそうでもないらしくますます混乱。文字が多くて生物学とか飼育方法とか繁殖の仕方とか飼育施設の材料とか、ほんと専門てきなので写真眺めただけでとりあえず読了^^;イギリスで孤児になった野生の猛禽類を育てリリースしたりするセンターの人が書いた本?男性かと思ってたら女性のようなので驚いた。しかしフクロウにモーツァルトなんて名前→2014/06/02
獣狼ZAKI
1
飼育方法、環境について、小屋作り、訓練などの詳細がまとめられてる。自分は将来、中型のベンガルワシミミズクか小型のスピックスコノハズクを家族の一員にする予定で地道に少しずつ知識を入れてきている為に勉強は必要不可欠。写真もかなり可愛い。ただ、海外の情報の為に日本の環境にこの書籍が役に立つのかは実際に実行してみなければ分からない。道具や餌などは通販で飼えるが問題は猛禽類を扱う動物病院が最大の難点…。実際に自分は県内の病院を知る限りの所に問い合わせてみたが全て全滅で同業の方々でも扱っていないの一言……orz2011/05/02