「北欧デザイン」の考え方―プロダクト、建築、テキスタイル 名作をつくった人と時代とアイデンティティ

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「北欧デザイン」の考え方―プロダクト、建築、テキスタイル 名作をつくった人と時代とアイデンティティ

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416621295
  • NDC分類 757.023
  • Cコード C0072

出版社内容情報

家具、建築、テキスタイル、工芸、グラフィック……「北欧デザイン」の全体像が理解できる決定版

シンプルで洗練されたデザイン家具や日用品が日本でも長年愛されている北欧デザイン。近年では、環境や社会福祉に配慮した素材選びや生産体制など、北欧のものづくりの思想や価値観そのものが、「北欧デザイン」という現代的なデザイン・ライフスタイルとして広く浸透しつつあります。

一方で、アアルト、ヤコブセン、マリメッコ、アラビアなど、個別のブランドやプロダクトに関する解説本などを目にするものの、デザイナー同士のつながりや、家具、建築、テキスタイル、工芸、グラフィックといった北欧デザインの諸ジャンルを総合的に解説する日本語の書籍はありませんでした。

本書では、そんな北欧デザインの全体像を解説するため、横断的な章立てによりトピックを厳選。わたしたちがよく知る北欧デザインの誕生背景をイラスト付きのポイント解説や豊富な写真とテキストにより読み解いていきます。

■目次
北欧デザインを紐解く前に……
北欧各国のデータ

1章 北欧デザインの目覚め
北欧におけるデザイン意識の萌芽
女性の仕事から始まったテキスタイルデザイン
陶磁器とガラス分野のモダニズム開花

2章 黄金期を迎える北欧
アメリカにおける北欧デザイン
デザイン・イン・スカンジナビア展
職人たちの手による家具
アルネ・ヤコブセンが目指した有機的なフォルム
アルヴァ&アイノ・アアルトが生み出した息の長いプロダクト
フィンランドデザインの良心 カイ・フランクの思想
ローカルとグローバルを繋ぐ北欧のグラフィック
マリメッコがもたらした革新性とデザイン
北欧の人々が愛する照明の数々
ファンシーではない北欧の玩具デザイン
日本の民芸運動と北欧デザインの繋がり

3章 新しい北欧デザインへ
大量生産品にも現れる北欧らしいデザインとは
テクノロジーとともに進化したプラスチックの可能性
北欧のエルゴノミクスデザイン
2000年以降のライフスタイルデザイン
アウトドアアクティビティの宝庫 北欧で発展したデザイン
北欧らしさを追究したデザイン

【コラム】
1930年ストックホルム博
グスタフスベリ・スタジオとリサ・ラーソン
ビルゲル・カイピアイネンとルート・ブリュック
H55について
オーナメントの普及と北欧デザインの幸福度
スウェーデンガラスとエリック・ホグラン
北欧のデザイン教育

【データ編】
年表
索引
フォトクレジット
おわりに
主要参考文献一覧

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目次

1章 北欧デザインの目覚め(北欧におけるデザイン意識の萌芽;女性の仕事から始まったテキスタイルデザイン;陶磁器とガラス分野のモダニズム開花)
2章 黄金期を迎える北欧(アメリカにおける北欧デザイン;デザイン・イン・スカンジナビア展;職人たちの手による家具 ほか)
3章 新しい北欧デザインへ(大量生産品にも現れる北欧らしいデザインとは;テクノロジーとともに進化したプラスチックの可能性;北欧のエルゴノミクスデザイン ほか)

著者等紹介

渡部千春[ワタナベチハル]
1969年生まれ。デザインジャーナリスト。東京造形大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ながや

2
フィンランドに留学経験がある身として北欧ブランドについての知識をつけておきたいなと思ったため読みました。産業革命で安く粗悪な工業製品の流通を改善するために始まり、フィンランド独立のための文化力の高まり、デザイン学校の設立など、色んな要因があってここまでの地位を確立したんだとわかりました。特に環境や人間に配慮した物が多いのも特徴だと思いました。終わりにでは「北欧デザインが高いブランド力を保つ理由として社会的な問題を解決しようとしてきたことがある」とあり、結局これだなと思いました。2023/11/19

kaz

1
シンプルだが、使い勝手が良さそうで、かつおしゃれ。そのデザインには魅力を感じる。図書館の内容紹介は『北欧のデザインはどのようにしてブランド力を培っていったのか。どのようにしてそれをキープし続けていったのか。豊富なカラー図版とともに歴史を辿り、現在の状況を見ながら解き明かす』。2023/08/08

jimataro

0
北欧デザインの伝導者といえば渡部さん、というくらいデザイン界隈では定着されている方の歴史や地域的な文脈からまとまった一冊。一方でデジタルやサービスという観点で北欧のデザインはどうかも知りたい。大学も進んでいるし、行政にデザインも入り込んでいる話を聞くし、戦略デザインの会社もいろいろあるような話もあるので気になるところ。2022/12/12

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