出版社内容情報
子供の科学★サイエンスブックスシリーズが子供の科学サイエンスブックスNEXTとしてリニューアル!
人々はこれまで、さまざまな形で植物を利用してきました。
食料や薬、油や化粧品、衣服や建築材料としての利用に加え、花を鑑賞したり、装飾品として利用することもあります。
この本では、世界各地で人々の生活と密接に関わってきた植物を、現地の様子とともに紹介していきます。
植物の意外な利用法や、見たことのないような、おもしろい姿・形の植物を見ながら、人と植物の関わりを通じてその土地の文化に触れてみてください。
目次
第1章 食べられる植物(食べ物・しこう品)(アカフトタコノキ;アカダネオニソテツ ほか)
第2章 薬になる植物(薬・油と染料)(アロエ・バオンベ;アブラヤシ ほか)
第3章 つくる植物(木材・繊維)(パピルス;バオバブ ほか)
第4章 飾りになる植物(観賞・装飾品)(ヒョウタン;キバナキョウチクトウ ほか)
著者等紹介
湯浅浩史[ユアサヒロシ]
1940年生まれ。農学博士。東京農業大学大学院農学研究科博士課程修了。元東京農業大学農学部教授。元生き物文化誌学会会長。(一財)進化生物学研究所理事長・所長。世界60か国を訪れて、植物を調査。専門は民族植物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
12
世界各地の様々な植物が写真入りで紹介されています。世界各地で植物が様々に利用されています。利用のされ方も色々ですが、植物の姿かたちも多様で知らない植物もたくさんありました。2021/05/21
TAGO
8
一目見たら 手に取らずにはいられない 吸引力を放つ表紙。 内容は食べ物、薬、飾りなど 暮らしに役立つ植物を写真で紹介しています。 Eテレ『道草さんぽ』公園さんぽの回でも紹介していた 大木の周りにタケノコみたいにニョキニョキ生えてるヌマスギの「呼吸根」の写真はなんとも不思議な光景だったな。 植物の造形を眺めるのも楽しいし、性質を知り、生活に役立つように工夫し活用しているのを知るのも楽しい。 植物のおかげで生かされているのを実感する本でした。 2022/02/06
遠い日
7
植物はヒトの暮らしに必要なもの。でも、なぜその見た目の植物が食べられるとわかったのだろうと、不思議に感じるものも少なくない。はたまた、どうしてその効能がわかり、薬になると知ったのだろう。少しずつ、多くの人の経験値が合わさって導き出された結果なのだろうか。見たことも聞いたこともない植物がたくさん紹介されていて、本当にびっくりの連続でした。2023/03/23
ひつじ
3
急にラフレシアとかショクダイオオコンニャクとかのデカくてエグい植物が見たくなって借りてきたのにどっちも載ってなかったの笑う 食用・薬用・建材、装飾その他用とざっくりカテゴリ分けして世界の珍しい植物を紹介している 日本で名前がついてないやつには便宜的に名前つけました!って書いてて大胆すぎてびっくりしたけど学名も紹介してるのでぐぐる時も便利 索引もちゃんとある バオバブやケシ、カカオ、乳香、象牙椰子、イナゴマメなどいっぱい載ってておもしろかった2021/05/08
ワタナベ読書愛
1
2020年刊行。雑誌「子どもの科学」で30年以上、連載している「世界の不思議な植物」より、最近10年間に掲載した者から選ばれた素敵で個性的でツッコミどころ満載の、びっくり仰天植物さん57種類。食べられる、薬になる、材料になる、飾りに使える、の4つの章段に分けて紹介。植物さんたちの素晴らしい活躍ぶりや、厳しい環境での生き残り戦略、理由が今だにわからない特徴など、面白情報満載。動画もあり、本書をきっかけに、学名から調べたり、特設サイトの動画を見たりして更に沼にハマれる。この世界の楽しさやすばらしさを再確認。2024/02/22
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