出版社内容情報
『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。』『フランス人が好きな3種の軽い煮込み。』『フランス人がこよなく愛する3種の粉もの。』に続く
人気シリーズの第4弾は、蒸し料理がテーマ。
フランスでは、「ゆでる」という調理法はあまりなく、少量の水で「蒸す」のが主流。
短時間でつくれ、野菜はおいしさや栄養をキープしながら、肉や魚は身をふっくらと仕上げることができます。
蒸し方は、使用する食材や仕上がりによって以下の3種。いずれも鍋かフライパン一つで手軽に作れます!
●「ヴァプール」
少量の水を入れ、蒸し器代わりにオーブンシートに素材をのせて蓋をし、強火、短時間で仕上げる。
いわゆる日本の蒸し料理の形に近い。
驚くほどふっくらと仕上がるため、野菜や魚介、鶏むね肉などにおすすめ。器に盛り、ソースをかけていただきます。
●「エチュベ」
少量の水とオイルを入れ、蓋をして蒸気で蒸す。油脂をまとわせることで野菜のえぐみなどをマスキングし、うまみを閉じ込める。
野菜料理に向く。蒸し汁ごと食べる。
同シリーズ1冊目『フランス人は、~野菜を食べる。』でも好評だった調理法です。
●「ブレゼ」
大ぶりに切った肉や野菜が半身浴になるくらいのスープを加え、弱火でコトコト蒸す。
肉料理やごちそう料理に向く。
内容説明
フランスの家庭では、食材はゆでるよりも蒸す方が主流。水やスープで“蒸す”ことで、食材のうまみをとじこめ、身はふっくら!新感覚の蒸し料理65品。
目次
ヴァプール(えびとアスパラガスのヴァプール アイオリソース;かきのヴァプール ブルーチーズソース;サーモンのミキュイ ヨーグルトソース ほか)
エチュベ(白い野菜のエチュベ;緑の野菜のエチュベ;白菜のバターエチュベ ほか)
ブレゼ(豚肩ロース肉と野菜のブレゼ;手羽元と玉ねぎ、セロリ、トマトのタジン風;骨つき鶏もも肉と栗のブレゼ ほか)
著者等紹介
上田淳子[ウエダジュンコ]
料理研究家。辻学園調理技術専門学校卒業後、同校の西洋料理研究職員を経て渡欧。スイスのホテルやベッカライ、フランスではミシュランの星つきレストラン、シャルキュトリーなどで約3年間料理修業を積む。帰国後、シェフパティシエを経て、料理研究家として独立。自宅で料理教室を主宰するほか、雑誌やテレビ、広告などで活躍。ワインに合う日本食の提案イベントや、双子の男の子の母としての経験をいかした子どもの食育についての活動も行う。確かな技術とわかりやすい教え方に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。