しかけに感動する「京都名庭園」―京都の庭園デザイナーが案内

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しかけに感動する「京都名庭園」―京都の庭園デザイナーが案内

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416618318
  • NDC分類 629.21
  • Cコード C0026

出版社内容情報

京都の庭園デザイナーが教える京都庭園の見方。庭のしかけ(石、植物など)から鑑賞し文化や歴史を知る楽しみ方を紹介する。元来、神社仏閣や日本庭園巡りは年齢層の高い人たちの趣味とされてきましたが、
昨今ではSNSが身近になり幅広い世代が楽しんでいます。
そのなかでも1200年の歴史がある京都はこの町でしか見ることのできない景色がたくさん残っており、
そのひとつである日本庭園には様々な見どころがあります。 

忙しい日常から離れて庭園を眺めていると、癒しやインスピレーションが得られるだけでなく、
庭園について知ることは、各時代の歴史や文化、価値観、庭園を造った人の思いを知ることに繋がります。

庭園には歴史、文化、芸術、造園など、すべてが詰まっているのです。
まるで庭園は生きたアートのよう。
季節によっても表情が変わりますし、昨日と今日でも感じ方が全然違うのです。

特に、庭園に配置されている庭石や植物には、美しさだけではない、そこから伝わる仏教思想と、壮大な宇宙観があります。
そんな日常からかけ離れた庭園イメージに触れてみたいと感じる人が多くなっています。

とりわけ、京都の庭園や寺院には、歴史的なストーリーとロマンがあります。
世界各国から多くの観光客が訪れる京都ですが、その中でも京都の庭園にふれると、
皆さんは、ホッという深いため息をつき、大きな感動を抱かれるようです。

多くの人に、そんなすばらしい京都の庭園を堪能してほしい。
本書では京都人庭園デザイナーの烏賀陽氏による、楽しみ方を紹介します。

■はじめにより
日本庭園には、さまざまな「しかけ」が隠されている。
それを読み解き、理解していくと、今まで気が付かなかった美しい景色が見えてくる。
それはまるで、庭に散りばめられた暗号のようだ。
しかけを知ると、日本庭園は美の宝庫であることに気付く。
そして日本人の美意識、知識、文化、技術が詰まった、芸術作品であることが分かる。
たとえば「蓬莱思想」を理解すれば、庭に隠されたしかけが分かる。
単なる石が不老不死の仙人が住む秘境の山になり、白砂が大海の景色に変わる。
鶴島や亀島も生き生きと見えてくる。
日本人にとって「長寿」というものがいかに尊い、おめでたいことであるかが、庭から理解できるのだ。
また庭を作った作り手の意図を知ると、庭はますます面白くなる。
権力者が己の力を誇示するためにわざわざ名石を庭に運ばせたり、自分の庭に川を流すために琵琶湖疏水を引き込んだり……。
そういったエピソードを知ると、庭がとても身近に感じられる。
庭から何とも人間くさい、作り手の想いが伝わる。
それらを知ると、今まで見ていた景色が一変する。
日本庭園の面白さはそこにある。

はじめに
「平等院」一〇〇〇年の月日を灯籠が見守る
「大徳寺 瑞峯院」深く美しい砂紋を楽しむ
「天龍寺」「登龍門」を表現した滝石組の最高峰」
「南禅寺 金地院」永遠の繁栄を願った常緑樹の庭
「醍醐」三宝院秀吉が天下人の証とした名石
「泉涌寺」構成に優れた皇室ゆかりの庭
「詩仙堂」鹿おどしが静寂伝える文人隠棲の地
「桂離宮」二人の親王の審美眼が生んだ独自の美
「東福寺」重森三玲がしかけた四つの庭
「圓光寺」悟りを自然のうちに感じさせる庭
「妙心寺 退蔵院」狩野元信の美意識が溢れる庭
「真如院」石だけで表現された水のうつろい
「泉涌寺 雲龍院」建物の中から庭を楽しむ寺
「勝林院 宝泉院」風景が襖絵と化す「額縁庭園」
「並河靖之七宝記念館」作庭家がこだわった真黒石の犬走り
「無鄰菴」山縣有朋が愛した秀吉ゆかりの石
「建仁寺」昭和と平成の名庭を楽しむ
「重森三玲庭園美術館」名作庭家が自邸にしかけた石庭
「白龍園」神のいる場所に作られた庭
「二条城二の丸庭園」石が伝える徳川家の威光
「大徳寺 聚光院」千利休の息吹を感じる庭
おわりに

京都名庭園マップ

京都人のしかけコラム
【その一】京都の市バスには暗黙のルールがある
【その二】京都人は「餡かけもの」がお好き
【その三】京都人へのお土産トリセツ
【その四】子供のためのお祭「地蔵盆」ワールド
【その五】京都人にとっての超重要イベント「区民運動会」
【その六】洛中洛外ヒエラルキー

京都おすすめひといきスポット
【その一】宇治で本格的な紅茶を楽しむ 宇治紅茶館
【その二】身体に優しいお茶と料理でリラックス 寺町 李青
【その三】坪庭のある本格的四川料理の店 町家四川 星月夜
【その四】季節の味覚を串揚げで堪能 串揚げ 万年青

烏賀陽 百合[ウガヤユリ]
著・文・その他

内容説明

石が誘う、木が笑う。庭を彩る景物のヒミツを紐解くと楽しみ方が変わる。

目次

平等院―一〇〇〇年の月日を灯籠が見守る
大徳寺瑞峰院―深く美しい砂紋を楽しむ
天龍寺―「登龍門」を表現した滝石組の最高峰
南禅寺金地院―永遠の繁栄を願った常緑樹の庭
醍醐寺三宝院―秀吉が天下人の証とした名石
泉涌寺―構成に優れた皇室ゆかりの庭
詩仙堂―鹿おどしが静寂伝える文人隠棲の地
桂離宮―二人の親王の審美眼が生んだ独自の美
東福寺―重森三玲がしかけた四つの庭
圓光寺―悟りを自然のうちに感じさせる庭〔ほか〕

著者等紹介

烏賀陽百合[ウガヤユリ]
京都市生まれ。庭園デザイナー、庭園コーディネーター。同志社大学文学部日本文化史卒業。兵庫県立淡路景観園芸学校、園芸本課程卒業。カナダ・ナイアガラ園芸学校で3年間学ぶ。イギリスの王立キューガーデンでインターンを経験。現在東京、大阪、広島など全国のNHK文化センターで庭園講座、京都、鎌倉でガーデニング教室を行う。また毎日新聞旅行で庭園ツアーも開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

35
ビジュアルブックなのだけども、著者の解説が面白く、庭のよさ、その見所がよくわかる一冊でした。特に石、岩に関する含蓄というか、もはやフェチではないかと思うほどの思いいれがほとばしっており、その来歴から、希少性、謂れなんかが余すことなく語られており面白い。庭を見て美しいと思う、その気付きにあふれている本だけども、そういうのに教えられることなく、いいなと思えるようになるのが一番なんだろうとも思ってしまうところ。2020/07/17

びぃごろ

18
京都の名庭園21ヶ所が紹介されている。庭園デザイナーの烏賀陽さんが執筆。初めての苗字だ、京都では珍しくないのかしら。最後に地図も載っているので計画を立てるにはもってこい。ただし、場所によっては非公開、春夏期間限定、予約申込など注意しなくてはならないこともある。文章に押されてなのか写真が小さいものが多くて残念。小さくてもせめて半頁の大きさにして欲しかった。箸休め的な「京都人のコラム」が面白かった!地元あるあるなんだろうなぁ。2023/04/05

kinoshita

16
庭園への愛情にあふれています。2018/06/08

かわうそ

14
日本家屋の造形に、逆光で切り取られた美しい日本庭園。場所各々に、季節それぞれに、静謐にして絢爛な凝縮された風景に見入る。個人的は冬景色のモノクロのような世界が好き。写真だけでもかなり楽しめる一冊。2018/11/03

80000木

9
すごく庭を眺めに行ってみたくなった。予備知識を持った上で眺めないといかんのやな、庭ってのは。でも…写真のように無人の状態で、心ゆくまでゆったりと眺めるなんてことが出来ないんだよなあ、京都の寺院では…。やっぱり眺める用の自分の庭を作るべきなんやろなあ、山縣さんみたいにさ。途中の京都コラム、あれ要らん。なんか京都に対する誤解を与えるやろあれ。大袈裟やわ。区民運動会に命かけて調味料一年分を調達するとか…和菓子通やから他県の土産の饅頭をバカにするとか…ごく一部の問題ある人間の話やろ(笑)2018/11/04

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