出版社内容情報
木工作家32名が作ったカトラリー(スプーンやフォークなど)、器、へら、箸などを紹介。初心者向けにスプーンなどの作り方も掲載。全国各地の木工作家32人が自ら使い勝手を試しながら完成度を高めていった、木のカトラリー(フォークやスプーンなど)、
器、皿、箱(バターケースなど)、カッティングボード、へら、しゃもじ、バターナイフ、箸、箸置きなどを約380点紹介し、
それらのカトラリーや豆皿などの作り方も紹介した本です。
作品紹介は、たんに作品をカタログのように並べるのではなく、
木工作家の作品への想い、製作にあたってのポリシーや、作ることになったきっかけなどに迫ります。
木のカトラリーは「使う」道具であり、芸術鑑賞作品ではありませんので、
実際に作ったカトラリーで食事をする写真なども掲載しています。
さらに、木工初心者の方でもカトラリーづくりができるように、
木工作家がわかりやすく指導する「つくってみませんか」のコーナーを9カ所設けています。
自分好みの大きさ・形につくる楽しさ、そして実際に使う楽しさを知ることができる「木のカトラリー」に絞った本です。
※本書の初版は、2009年発行の『手づくりする木のカトラリー』。
2013年には、4人の木工作家をプラス取材し増ページした増補改訂版が刊行されました。
さらに、増補改訂版に2人の木工作家を追加して紹介し、「木の種類別の彫刻刀の使い方」「南京鉋の使い方」などの項目も新たに掲載。
2017年3月、本文176ページの増補改訂新版として刊行。
※掲載木工作家: 臼田健二、老泉まゆみ、沖原紗耶、大久保公太郎、片岡祥光、加藤慎輔、川合優、川端健夫、金城貴史、久保田芳弘、
さかいあつし、酒井邦芳、佐藤佳成、須田修司、大門巌、高橋秀寿、田中孝明、玉元利幸、丹野則雄、富井貴志、富山孝一、難波行秀、
西村延恵、萩原英二、般若芳行、日高英夫、堀内亜理子、前田充、松本寛司、山極博史、山下純子、山本美文
西川栄明[ニシカワ タカアキ]
西川栄明:1955年、神戸市生まれ。編集者、ライター、木や椅子に関する研究者。椅子や家具のほか、森林や木材から木工芸に至るまで、木に関することを主なテーマにして編集・執筆活動を行っている。著書に、『手づくりする木の器』『一生ものの木の家具と器』『増補改訂 名作椅子の由来図典』『木の匠たち』(以上、誠文堂新光社)、『日本の森と木の職人』(ダイヤモンド社)、『樹木と木材の図鑑 日本の有用種101』(創元社)など。共著に、『Yチェアの秘密』『原色 木材加工面がわかる樹種事典』『漆塗りの技法書』『ウィンザーチェア大全』(以上、誠文堂新光社)、『木育の本』(北海道新聞社)など。
内容説明
マイ・カトラリーで食事がしたい!32人の木工作家が考えた約380作品を収録。
目次
第1章 スプーン、匙
第2章 フォーク
第3章 バターナイフ、ヘラ、しゃもじ…
第4章 箱、ケース
第5章 器、皿、膳、鍋敷き…
第6章 カッティングボード、まな板
第7章 箸、箸置き、カトラリーレスト
著者等紹介
西川栄明[ニシカワタカアキ]
1955年、神戸市生まれ。編集者、ライター、椅子研究者。椅子や家具のほか、森林や木材から木工芸やクラフトに至るまで、木を主なテーマにして編集・執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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to boy
a*u*a*i*n34
のぎへん
狩野琳
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- 和書
- 地球環境問題の政治経済学