出版社内容情報
近年、深刻化・広域化している野生鳥獣害による農業被害。被害対策はもちろん、著者の元へ実際に寄せられた質問をQ&A方式で紹介。近年、深刻化・広域化している野生鳥獣害による農業被害。
野生鳥獣害の基礎知識や、多くの人が勘違いしている野生動物の生態、
間違った被害対策について、豊富な写真で分かりやすく解説。
さらに著者の元へ実際に寄せられた、野生鳥獣害の被害で悩んでいる農家さんや農業関係者からの質問もQ&A方式で紹介。
対策方法や動物の情報は項目ごとに分けられているため非常に読みやすく、鳥獣害被害対策に役立つこと間違いなしの1冊。
江口 祐輔[エグチ ユウスケ]
江口 祐輔:イノシシの行動学を研究テーマに平成10年麻布大学大学院博士後期課程修了し、平成11年に科学技術振興事業団科学技術特別研究員、平成12年に農林水産省中国農業試験場研究員、平成13年に農業技術研究機構近畿中国四国農業研究センター研究員を務め、平成15年には麻布大学獣医学部にて講師として講義を行う。その後、平成20年に(独)農研機構近畿中国四国農業研究センター主任研究員を務め、現在は農研機構西日本農業研究センター鳥獣害対策技術グループ長として、イノシシ、ニホンザル、ハクビシンなど、動物種にとらわれることなく、野生動物の感覚・運動・学習能力等を行動学的手法によって解明し、現場の被害対策に役立てるべく研究を行っている。
目次
第1章 鳥獣害対策の基本(鳥獣害対策をはじめる前に;鳥獣害に対する大きな勘違い ほか)
第2章 鳥獣害対策の実践(対策の基本;鳥獣害から作物を守る環境管理 ほか)
第3章 野生動物の基礎知識(鳥獣害の見分け方;大型動物 イノシシ;大型動物 シカ;大型動物 サル;中型動物 クマ;中型動物 アナグマ;中型動物 ハクビシン;中型動物 アライグマ;中型動物 テン;中型動物 ヌートリア;中型動物 タヌキ;中型動物の見分け方一覧;小型動物 ウサギ;小型動物 モグラ;鳥類 カラス;鳥類 ヒヨドリ・スズメ;鳥類 キジ;鳥類 カワウ)
番外編(データで見る鳥獣害;地域で取り組む鳥獣害対策 ほか)
著者等紹介
江口祐輔[エグチユウスケ]
イノシシの行動学を研究テーマに平成10年麻布大学大学院博士後期課程修了し、現在は農研機構西日本農業研究センター鳥獣害対策技術グループ長として、イノシシ、ニホンザル、ハクビシンなど、動物種に捉われることなく、野生動物の感覚・運動・学習能力等を行動学的手法によって解明し、現場の被害対策に役立てるべく研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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