紙さまの話―紙とヒトをつなぐひそやかな物語

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紙さまの話―紙とヒトをつなぐひそやかな物語

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784416616703
  • NDC分類 585.7
  • Cコード C0070

出版社内容情報

各界クリエイターに思い入れのある紙アイテムを取材した紙と人をつなぐ物語。旅先の切手、手紙、美しい装幀の本や菓子の包装紙など。各界のクリエイター、アーティストの方々に、自分の好きな、または思い入れのある紙アイテムをご紹介いただき、紙と人の物語を綴ります。

家族からの手紙、旅先での切手、美しい装幀の本、昭和の遊び心あふれたトイレットペーパーの包み紙、憧れの菓子の包装紙…
メールという痕跡のない文化に対して、手のぬくもりや、ザラザラ、しわしわとした痕跡のあるもの、存在感、物語を含んだ紙というアナログなよさを伝えています。

2006年にポプラ社より刊行された『かみさま』は、本書掲載の活版印刷工場をきっかけに「活版再生展」(世田谷文化生活情報センター)が開催され、活版印刷を見直す潮流の大きなきっかけの一つともなりました。
好評だった『かみさま』の内容を一部残しながら、大幅に加筆修正をして新版化しています。

いま活躍するさまざまなクリエイターへの取材をはじめ、数十年ぶりにリニューアルを果たした資生堂パーラーのギフトボックスのデザインや紙の名前の付け方についてなど、ふだんはなかなか見ることのできない「紙さま」がうまれる舞台裏もしっかり紹介。
紙や手仕事に興味を持つ人だけでなく、デザインや印刷物に興味がある人にもおすすめしたい、これまでにない斬新で充実した内容です。

大平 一枝[オオダイラ カズエ]
大平 一枝:作家、エッセイスト。長野県生まれ。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの・こと・価値観をテーマに各誌紙に執筆。著書『東京の台所』『ジャンク・スタイル』『もう、ビニール傘は買わない。』(平凡社)、『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ』(小社)、『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)、『日曜日のアイデア帖?ちょっと昔の暮らしで楽しむ12か月』(ワニブックス)、『昭和ことば辞典』『かみさま』(ポプラ社)ほか多数。朝日新聞デジタル&w『東京の台所』連載中。HP「暮らしの柄」http://www.kurashi-no-gara.com/

小林 キユウ[コバヤシ キユウ]

内容説明

手紙、名刺、包装紙、カード…紙をめぐるクリエイターら約25人の知られざる話。好評だった旧版に大幅加筆を加えた新バージョン。

目次

1章 紙さまと人々(柚木沙弥郎 インドのブロックプリント/パリの暮らしが見える紙;菊地敦己 ミナペルホネンの目印/紙に残す職人の痕跡 ほか)
2章 10年前と10年後の紙さま(守先正;江藤公昭 ほか)
3章 紙さまに逢いにいく(憧れの青い紙袋。本当の“リッチ”を形にした資生堂パーラーパッケージの秘密;活版印刷屋三代目、今日もインクと機械と格闘す ほか)
4章 紙さまとわたし(不織布―北園克衛;二度と使えない紙袋―田中一光と山名文夫と資生堂書体 ほか)

著者等紹介

大平一枝[オオダイラカズエ]
作家、エッセイスト。長野県生まれ。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの・こと・価値観をテーマに各誌に執筆

小林キユウ[コバヤシキユウ]
1968年生まれ。写真家。地方紙記者を経てフリーランスに。食や暮らしまわりの物や事をメインに撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

46
好きな本とは目があってしまう。このさり気ない装丁に呼ばれて手に取った。大好きな紙の話。でも私なんて紙好きとはおこがましい。ステキな紙さまにたくさん会えた。嬉しくて頁をめくるのにドキドキ。何故か懐かしいトイレットペーパーの包み紙からピカソの愛した人間国宝の越前和紙で作った名刺。襖の見本帳も中身が気になる。確かに新潮社の装幀は忘れられないものが多い。また10年後に。2016/07/31

♪みどりpiyopiyo♪

31
「あなたの大切な紙を見せてください」収集家、デザイナー、美術・工芸家、紙の専門商社、印刷所、出版社、そして 美しい暮らしの中で紙を生かし楽しんでいる人などへのインタビューと写真の数々。様々な紙の魅力にうっとり♡ ■紙好き、デザイン&プロダクト好きさんは勿論、内外の出版社の装丁の話等は本好きさんにも楽しいかと♪ ■素材を作る、加工する、製品にする、それぞれの段階に構想を練る人が居て、職人が居て。作って送り出す人だけでなく、手に取り使う人が居て初めてモノは存在意義を持つのだなぁ。と改めて。(2016年)(→続2017/02/04

どぶねずみ

30
包装紙は気持ちを包む紙。トイレットペーパーは紙の最終形。一瞬の紙の役割や、紙に関するうんちくが記載されている。ペーパーレスの時代だと言われながらも、上質な紙のニーズは高まりつつあり、みつまたや白樺の皮で作られた和紙は丈夫で美しく、アクセサリーにさえなる。紙に込められた想いや、紙から生じる想いを感じる。本当に「紙さま」って呼んでみたくたくなる。2017/03/05

なるみ(旧Narumi)

27
図書館で偶然手に取った新刊本コーナーの一冊。様々な紙について、いろんな人のインタビュー?ページや美しい紙(いわゆる紙から様々な包装紙、はては牛乳キャップまで)の数々の写真、著者の紙への想いがこもった一冊。2㎝ほどの厚みのある本ですが、読み始めるとあっという間でした。紙の美しさをしみじみ感じることのできた読書時間でした。2016/09/28

おれんじぺこ♪(15年生)

20
「紙」が大好きな人たちにお話を聞き、それを1冊にまとめてあります。どこから読んでも幸せな気分になります(笑)「紙」好きな方はぜひご一読ください♪2016/08/14

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