出版社内容情報
山でやせる、山で綺麗になる「エクササイズ」として山を歩く方法と、その減量や体力アップに結びつくメカニズムを紹介します。
山でやせる、山で綺麗になる「エクササイズ」として山を歩く方法と、その減量や体力アップに結びつくメカニズムを紹介します。
美しい景色との出会い、ピークに立つ達成感、自然とのふれあいなど、登山の楽しみはたくさんあります。しかし、こうした要素のほかに、案外知られていないのが「運動効果」「健康ツール」としての登山です。
登山は、持久系の運動で、ダイエットや健康増進の手段に適しています。登り方、歩き方を少し変えるだけで、スタミナアップや脂肪燃焼に適した「有酸素運動」になるのです。
本書では、「山」「自然環境」を負荷にし、「エクササイズ」として山を歩く方法や、有酸素運動をするとなぜ減量や体力アップにつながるのかの科学的理論、実際にフィットネストレッキングを体験した人のケーススタディ、エクササイズにおすすめのトレッキングコースなどを紹介していきます。
1章 山はジムだ! 登山の運動効果
山は辛く、過酷で、自己鍛錬の場ではない。ハイキングを楽しみながら、美しく健康になるフィットネス効果を生理学の観点から解説。
2章 めきめき体力がつく! フィットネストレッキング
フィットネストレッキングは、山で行うエクササイズ。普段の山登りとの違いとその具体的な方法。
3章 実例! 登山ダイエット
フィットネストレッキング(山ジム)を通してダイエットに成功した人のケーススタディを紹介。
プロフィール(個人が特定できない範囲)、体組成データ、心拍トレーニングデータ、トレーニング中の写真等で構成。ケーススタディは2人。
4章 落とし穴は食事にあった! 登山でやせない理由
登山で消費エネルギーが増えればやせるはずなのに、なかなかやせない人はやっぱり食べ過ぎていた。運動してもやせない理由を栄養面から解説。
管理栄養士が、「登山」ならではの落とし穴をケーススタディからよみとく。
5章 フィットネストレッキングコースガイド
首都圏を中心に、フィットネストレッキングに適したコースを10コース紹介(MAP付)。
エクササイズとして登山コースを選ぶときのポイントもしっかり紹介。
6章 フィットネストレッキングの装備
フィットネストレッキングに必要な装備、ウエアを紹介。
【著者紹介】
山ジム研究会:登山とフィットネスとの融合プログラム「山ジム」を考案。月1回、首都圏の低山にてプログラムを実施中。レジャーとしての登山だけでなく、運動としての登山の有効性に着目し、健康・体力づくりにつなげる方法を研究している。
内容説明
「体力をつける」ためであり、「余分な体脂肪を燃やす」ためであり、さらには、登山を続けるうえで大事な「ケガをしないための体の使い方を覚える」ことを目的にした山登り。フィットネス・トレッキングは、強く、美しく体を整えるエクササイズ。
目次
1 登山の運動効果(山はジム、登山は運動!;登山の運動効果「脂肪が燃える」 ほか)
2 はじめよう!フィットネストレッキング(フィットネストレッキングとは;フィットネストレッキングの目的 ほか)
3 装備(キホンの装備;ウエアリング ほか)
4 フィットネストレッキングコースガイド(山中湖・富士箱根トレイル;奥秩父・大菩薩嶺 ほか)
5 登山の栄養学(バテないための栄養補給;スタミナが持続する食べ物 ほか)
著者等紹介
西田育弘[ニシダヤスヒロ]
防衛医科大学校生理学講座教授。循環生理学者。医学博士。1953年、兵庫県生まれ。学生時代は器械体操の選手として活躍。頭からつま先まで全身の機能について、また、一個体の全身における生命論理を教える。論文・学会発表。講演多数。日本病態生理学会理事。日本生理学会学術雑誌編集委員
須藤律子[スドウリツコ]
管理栄養士。健康運動指導士。病態栄養指導、スポーツ栄養指導を経て、現在は生活習慣病改善の食事指導を中心に行っている。医療機関、健康保険組合などでの食事指導・特定保健指導から、セミナー、生活習慣改善プログラム、健康関連記事の執筆・監修、食事分析受託まで幅広く活動。ヘルスケアトータルソリューションズ株式会社取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノビー
れい
aoi
鮭男
Kitty