文字の組み方―組版/見てわかる新常識

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  • サイズ B5判/ページ数 199p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416610121
  • NDC分類 749.42
  • Cコード C0070

目次

タイトルや見出しについて(詰めすぎ;詰めすぎ ほか)
和文本文組み(ノンブルの奇数、偶数が逆;1冊の本で版面が違う ほか)
欧文本文組み(似て非なるフォントの組み合わせ;マヌケ引用符を使っている ほか)
和文に欧文が混ざった場合(和文付属欧文フォントを使用;和欧間のアキがない ほか)
その他の資料(オックスフォードとシカゴの比較;「月曜会」の速読テスト ほか)

著者等紹介

大熊肇[オオクマハジメ]
出版デザイナー。1960年、埼玉県春日部市生まれ。8歳から書道教室に通う。22歳の頃、印刷文字(明朝体)に興味を持つ。1987年、専門学校桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科グラフィックデザインコース卒業。道吉デザイン研究室を経てフリーランス。2000年、近代印刷物の研究会「岡澤研」に参加。2005年、岩田母型製造所のOBの方々から聞き取り調査をする研究会「活字研究会」に参加。現在、有限会社トナン代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テキィ

10
正直に言って、テキストボックスの長さを文字の高さの整数倍にするって理屈を今まで知らなかった。バラつきが出ないよう、無意識に調整はしていたはずだけど、こうして理論化、明文化することは極めて重要。また、横組みで読点にカンマを使うのは好き好きなんだろうな。実際論文では「。」のかわりに「.」を使う人も多い。 「、」「。」自体、横組欧文が日本に入ってきた江戸末期以降に、「.」に影響され考案され普及したという研究もあるだけに個人的主観で違和感云々するのは私は控えたい。 (『横書き登場―日本語表記の近代』を参照) 2010/09/16

ゆうみい

3
冬休み用に借りたのに、面白くて一気に読んでしまった。今は貴重な本文組みに命をかけてる感じのする本(ダイポグラファーという感じではない。あくまで組版のプロ)。「華」の行書体が、真の意味で行書になってないとか、そんなの疑いをもったこともなかった。知ってることも多かったけど、書き振りがまあまあ辛辣なのが面白かった▼筆運びを意識するというのは勉強になった。2024/12/22

テキィ

3
いやはや2010/09/11

readtuktuk

2
文章の最初の段落の頭だけ一文字下げがない(次の段落からは一文字下げてる)。横組みで読点のかわりにカンマを使う(句点はそのまま「。」)この筆者のトホホな日本語ルールにものすごーく違和感あります。2010/04/12

ケイエム

1
いままで個人的な必要性から見よう見まねでやっていたが、ちゃんと知りたいと思って手に取った。作例も分かりやすく、説明もすっきりして分かりやすい。資料も役立ちそう。ですが表紙…、すごくしぶいですね…。(おしゃれな)デザインはまた別の話、ということとして捉えました。2016/05/05

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