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アートディレクションの黄金比

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784416609323
  • NDC分類 674.3
  • Cコード C0071

内容説明

広告/雑誌/映像の新たな地平を切り拓く、トップクリエイターが秘めた「黄金比」に迫る。

目次

1 アドバタイジング(全体像はぼんやりとしているけど、細部に入っていくとリアリティを持っているという状況が、僕は素晴らしいと思うんです。(植原亮輔)
僕にとってはデザインが最上位概念で、その中のフィールドに広告やパッケージ、グラフィックやプロダクトなどがある。(佐藤可士和)
僕がデザインを手掛ける時の指針として“美大生モード”と“近所のおばさんモード”の両立があります。(佐野研二郎)
「ありそうでないものを作る」って僕はすごく好きで、僕が作るもので奇を衒ったのは1つもないと思うんです。(水野学)
小さなマークを作る時も、クロスメディアを駆使したコミュニケーションキャンペーン全体を考える時も「デザイン」するという感覚においては同じことなのではないかと感じています。(米村浩))
2 エディトリアル(小さなコミュニケーションを大事にしながら、そこからしか生まれようのないモノを共同で作っているという、そんな状況が理想です。(佐藤直樹)
未来を見ることが過去につながるわけで、未来に興味がある。そして、未来は人の頭の中にあると思っています。(中島英樹)
デザイナーを始めてから30年ぐらい経って、雑誌で本当に面白いのはレイアウトなんだと最近気が付いたんです。(藤本やすし))
3 アート/ビジュアル(1人で絵を描いていることと広告的な仕事は真逆なのですが、両者を突き詰めればテーマは“人間とは何か”になります。(タナカノリユキ))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

doji

1
2009年の出版ということもあって、すこし時代の変遷を感じるというか、いまとは状況が大きく異なるデザインの現場感や、あまり馴染みのなかったデザイナーの生い立ちからキャリアまでを知ることができていい本だなと思う。さいきんはこういう本って、あんまりつくられていない感じがするのは、スターの不在を意味しているのかなとも思った。この本のデザイナーのうち、いまでも頻繁に名前が上がるひとたちはあらためてすごいなと思う。2021/06/22

taka21

1
率直な感想を言わせて貰うならば【アートディレクションの黄金比】と言うタイトルは誤りだと思った。正しくは【アートディレクターの生立ちとその思考】ではないだろうか?アートディレクターとして著名な人物達の生立ちと遍歴を本人の口から語って貰い、現在の活動、作品にそれがどのような影響を与えているのかを掘り下げた本。当然それぞれの人生も仕事論も違うわけでアートディレクションの黄金比なる共通項は提示されないし感じられない。ただ、アートディレクターとして、アートディレクションを生業にする人の傾向はやや感じられる本。2012/08/09

TAKAMI

0
これを読むと各人のスタイルの違いを見るのが面白く、結局「黄金比」なんてないんだなと思わされる。アートディレクターの生態はぼんやり見えてきたような気がする。そういう意味でいろんな人の生い立ちを追えるので面白い本ではある。2014/03/12

もつ

0
巨大な構造の中にあるんだよってことからスタートするデザインはさびしいなあ。どう折り合いをつけるか、読んでは入れ子、読んでは入れ子。2012/04/23

yuries

0
最近、自分の中でデザインがすごく気になっている。先日SFMOMAにいった影響もあるのだろう。アートってすごい。専門的なことはわからないけど、作品にはその人の意思詰め込まれている。伝えたいことを具現化することって相当難しいが、この本に登場しているアートディレクターはそれができる。みんな幼少ころから、表現することをライフワークとしてきているようで、私には時すでに遅し。。私にできることは、作品に詰め込まれているメッセージを受け取ること。2011/04/03

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