出版社内容情報
昆虫カメラマンとして日本を代表する海野和男氏が長年、世界各地でのフィールドワークで撮影した魅力的な蝶の写真満載。広角レンズを使った接写写真に見られる美しいくエキゾチックな蝶の羽の模様といったマクロな世界から、ダイナミックなロケーションをバックに、繰り広げられる蝶の不可思議な生態写真など驚きの蝶の姿を楽しめます。蝶のファンはもちろん見る者の美意識をかきたて、研究者にとっては貴重な資料にもなります。
同書は、20
目次
飛ぶ
とまる
表と裏
テリトリー
オスとメス
集団
ものまね
羽化
著者等紹介
海野和男[ウンノカズオ]
自然写真家。1947年生まれ。昆虫写真家であり、同ジャンルの草分け的存在。現在日本自然科学写真協会会長。日本写真家協会会員。広角レンズを使った接写により、昆虫の周囲の環境を風景として写しこんだ作風を得意とする。2021年日本動物行動学会日高賞、1994年日本写真協会賞受賞。著書は100冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
171
世界で一番美しい図鑑シリーズを読み続けています。今回は美しい昆虫の代表格🦋蝶です🦋 どの蝶も美しいですが、ブルー系が映えるかもしれません。私は南米旅行をした時のお土産で美しい蝶の標本を買ってきました🦋 今もリビングに飾ってあります。 https://www.seibundo-shinkosha.net/book/science/68991/2022/04/11
遠い日
7
海野和男さんの写真を求めて。本当に蝶の羽ばたきが聞こえてきそうな、羽のたわみ、目が合ったとしか思えないような真正面からのショット、美しい上に、野性味を帯びた飛翔の姿に息を呑みつつ、心底魅了されました。わたしはやっぱりアゲハ系の蝶がいちばん好きだと再確認。タテハ系もシジミ系も好きですが。2022/05/27
takao
2
ふむ2023/07/01
K
1
(2022,486.8)これは…すごい。昨日借りてきた海野さんの標本集、あれも美しすぎて、昨晩うなされたのだが。これは、生きている。すごいわ。こんな写真を撮れるなんて。レテノールモルフォは、生きていても、翅が立っていた。2枚のうち、1枚の翅は裏だったから茶色だったけれど。片方の青い翅の美しさよ。それ以外も、群衆や、とまったり舞ったりとにかくすごい(ってばっかり言ってる)。写真家ってすごいなぁ…。写真の技術というギフトを使って、私のような一般人にその美しさを伝えられるんだから。2024/10/09
神谷孝信
1
著者の撮り溜めた蝶写真の数々は、見ていて楽しい。32022/06/14