出版社内容情報
製菓技法シリーズ第2弾。
パティシエにとって、クリームは菓子作りの基本となる重要なパーツ。
配合や製造方法によって同じクリームでも味わいは幅広く変化します。
本書では基本となる11種類のクリーム(クレーム・シャンティイ、クレーム・パティシエール、クレーム・オ・ブール、クレーム・ディプロマット、クレーム・ムスリーヌ、クレーム・ダマンド、クレーム・フランジパーヌ、クレーム・アングレーズ、クレーム・ガナッシュ、クレーム・シブースト、ムラング・イタリエンヌ)の特徴と作る際の注意点をまとめ、その作り方と各クリームを使用した菓子を、5人のシェフパティシエが紹介します。
各シェフの思い入れの詰まった菓子からは、ときには主役に、ときには引き立て役にと役割を変えるクリームの美味しく作るための手順やポイント、魅力が見えてきます。
豊富なプロセス写真によってシェフの仕事現場も垣間見ることのできる、現場目線の実践的な教科書です。
クリームについて知りたい・学びたい、プロを目指すすべての人に向けて。
※本書は、2012年に誠文堂新光社より刊行された『プロのための製菓技法 クリーム』に1人パティシエを加え、48頁増やして増補改訂したものです。
■目次
Partie 1 クレーム・シャンティイ
Partie 2 クレーム・パティシエール
Partie 3 クレーム・オ・ブール
Partie 4 クレーム・ディプロマット
Partie 5 クレーム・ムスリーヌ
Partie 6 クレーム・ダマンド
Partie 7 クレーム・フランジパーヌ
Partie 8 クレーム・アングレーズ
Partie 9 クレーム・ガナッシュ
Partie 10 クレーム・シブースト
Partie 11 ムラング・イタリエンヌ
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内容説明
本書はパティシエとして歩み始めて間もない方、パティシエを目指して学んでいる方に向けた実践的な教科書です。現在活躍しているパティシエの方々にご登場いただき、どのような思いとやり方で菓子づくりを行っているのかを通して、現場目線での菓子づくりを学ぶものです。菓子づくりの基本である11種類の「クリーム」をテーマに、5人のシェフに菓子を作っていただきました。伝統的なものから現代的なアレンジを加えたものまで、各シェフの思いが詰まった55品です。クリームを美味しく作るための手順やポイントを学ぶことで、ときには主役に、ときには引き立て役にと役割を変えるクリームの魅力が見えてくることでしょう。
目次
1 クレーム・シャンティイ
2 クレーム・パティシエール
3 クレーム・オ・ブール
4 クレーム・ディプロマット
5 クレーム・ムスリーヌ
6 クレーム・ダマンド
7 クレーム・フランジパーヌ
8 クレーム・アングレーズ
9 クレーム・ガナッシュ
10 クレーム・シブースト
11 ムラング・イタリエンヌ
著者等紹介
興野燈[キョウノアカシ]
1972年埼玉県生まれ。パリ「ストーレー」等で修業。2007年、埼玉・浦和に「パティスリー・アカシエ」、18年に「アカシエ北浦和本店」開業
藤巻正夫[フジマキマサオ]
1958年新潟県生まれ。横浜・センター北で21年間「レジオン」のオーナーシェフ。2020年、長野に宿泊できるカフェ「レジオン八ヶ岳」開業
日〓宣博[ヒダカノブヒロ]
1961年宮崎県生まれ。東京・赤坂「明治記念館」に18年間勤務し、製菓統括シェフ。2010年、ときわ台に「パティスリー・ラ・ノブティック」開業
菅又亮輔[スガマタリョウスケ]
1976年新潟県佐渡島生まれ。渡仏して修業後、東京・都立大学「ドゥ パティスリー カフェ」でシェフを務め、2015年、用賀に「リョウラ」開業
中山洋平[ナカヤマヨウヘイ]
1979年東京都生まれ。フランスで修業後、東京京橋「ルエールサンク」等でシェフを務める。2014年、東陽町に「エクラデジュール」開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。