出版社内容情報
空一面、満天に散りばめられた星、星ぼしを結んでできる星座、そして天の川など、美しい星空は常に魅力のある被写体です。
この本では、星空の写真をこれから撮ってみたい人から、星空撮影がもっと上手くなりたい人まで、
カメラの設定、撮影に必要な機材、撮影スポットの探し方、構図の決め方、撮影前のシミュレーションなど、
星空を撮影する上で知っておきたい基本とコツを、解説写真を交えながら紹介します。
また、月のある風景、流れ星、日食や月食の天文現象など、撮影したいテーマに従い、その現象を理解したうえで、
撮影方法と撮影場所選びのコツなど、星空写真をきれいに写すためのポイントをやさしく解説します。
そのほか、比較明合成、タイムラプス、パノラマ合成のほか、思い描いているような「素敵な写真」に仕上げるために必要な、
レタッチの基本も紹介します。
星空を撮る上で必要となる知識を網羅した星空撮影の決定版。
星空を美しく写すコツがわかり、星空の撮影が楽しくなります。
目次
第1章 星空を写すカメラについて(星空風景;星空を写すことができるカメラ ほか)
第2章 星空写真の撮影のきほん(星空を撮影する手順;ピントを合わせる ほか)
第3章 星空写真を写してみよう(星の動きかた;固定撮影とガイド撮影 ほか)
第4章 いろいろな天体を写してみよう(流星群を写そう;月食を写そう ほか)
第5章 星空写真のRAW現像と画像処理(RAW現像+レタッチについて;RAW現像でできること ほか)
著者等紹介
大野裕明[オオノヒロアキ]
福島県田村市星の村天文台・台長。18歳から天体写真家・藤井旭氏に師事。以降、数多くの天文現象を観測。また、多数の講演なども行なっている。また、皆既日食やオーロラ観測ツアーでコーディネイトをするなど地球表面上を訪問している
榎本司[エノモトツカサ]
天体写真家。星空風景から天体望遠鏡でのクローズアップ撮影、タイムラプス動画まで、さまざまな天体写真撮影に取り組み、美しい星空を求めて海外遠征も精力的に行なう。天文誌への写真提供や執筆活動、天文関連ソフトウェアなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 嵐山吉兆春の食卓