花いけの勘どころ―器と色と光でつくる、季節のいけばな

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花いけの勘どころ―器と色と光でつくる、季節のいけばな

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  • サイズ B5判/ページ数 208p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416519196
  • NDC分類 793
  • Cコード C0076

出版社内容情報

花をいけるために大切なこと。
花を見つめ、向き合うことで、見えてくる自身の心。

いけばなにルーツを持つ花道家上野雄次が花をいけるために大切なことを作例と合わせて、伝える。
自然界の摂理の中で、基礎的な花留めのテクニックも紹介。
床の間に差し込む光に合わせた花のいけかた、器と花の組み合わせ、枝や葉を削ぎ落として生まれる形など、あらためて花との対峙の仕方を伝える。

目次

「花いけ」という言葉について
第1章 花を見つめる/花1種いけ
第2章 光と花/自然体でいける
第3章 器と花/組み合わせを楽しむ
第4章 重力を意識する/枝や茎を生かす
第5章 バランス/美しさとおもしろさ
第6章 自分らしい花いけのための技術

著者等紹介

上野雄次[ウエノユウジ]
1967年京都府生まれ。1988年偶然出会った勅使河原宏氏の展覧会に衝撃を受け、華道を学び始める。国内の展覧会での作品発表の他、インドネシアのバリ島やタイなどでも創作活動を展開。2005年より「はないけ」のライブ・パフォーマンスを開始。さまざまな分野のアーティストやクリエイター、パフォーマーとのコラボレーションも多数。国内外で、花いけ教室を開催している。2014年「Japanese IKEBANA for every season」をアメリカにて出版。同書はフランス語、イタリア語にも翻訳され欧州でも出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

G-dark

24
生け花に限らずどんな分野でもそうですが、シンプルが一番難しいですよね。ごてごて飾り立てるやり方は、簡単に豪華に見せられるから楽だけれど、何を伝えたいのかぼやけてしまいがち。しかしシンプルは神経を研ぎ澄ませて余計なものを削ぎ落とさないといけないから、センスと集中力を必要とします。お花の魅力を活かせる花器・生け方・置き場所を選んで、同じ品種の花であっても一つ一つ微かに異なる個性と向き合うのは大変な労力を要します。しかし、この本に出てくる生け花作品の場合は、そんな苦労を感じさせず、スッと活けているのが素敵。2021/05/11

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