花街と芸妓・舞妓の世界―継がれゆく全国各地の芸と美と技

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花街と芸妓・舞妓の世界―継がれゆく全国各地の芸と美と技

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  • サイズ B5判/ページ数 272p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416518335
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C2073

出版社内容情報

全国各地の花街とそこに生きる芸妓や舞妓、それを支える職人たちの「いま」を、歴史や文化、芸能などさまざまな観点から紹介した書籍です。

花街――可憐な舞妓と洗練された芸妓、そして彼女たちの珠玉の芸ともてなしを誇る格調高いお座敷。
「一見さんお断り」の言葉でイメージされる別世界と捉えられる一方で、近年は観光地としての人気も高まり、芸妓や舞妓は日本の美意識や文化を伝える存在として注目されています。

花街があるのは京都だけではありません。
全国各地に、その土地の歴史や習俗・文化と深く結びついた特色をもつ花街があり、地域に根差した行事や芸能を通じて、そのもてなしの真髄を伝えてきました。
また近年はその文化を次代につないでいくことを目指し、伝統を守るだけでなく、芸妓の育成方法をはじめ、舞踊公演や一般向けの催し、他地域の花街との連携など、時代に即して大きな変化をとげている部分もあります。

本書は、そうした全国各地の花街とそこに生きる芸妓や舞妓、その稼業を支える職人たちの「いま」を記録し、40年以上花街の撮影を続けるカメラマン・溝縁ひろし氏の写真とともに、歴史や慣習、芸能、行事、美粧など、各地で育まれてきた花街と芸妓の文化をさまざまな観点から紹介します。

■目次
1 花街という世界
おもてなしという「芸」、花街とはどんな場所か、花街をかたちづくる業種、芸妓と料亭の食文化、花街のことば

2 京都五花街
祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東。京都花街の歳時記、舞妓から芸妓へ、芸妓・舞妓が学ぶ芸事

3 芸妓・舞妓のよそおいとそれを支える職人技
舞妓のよそおい、芸妓のよそおい、舞妓の髪型、芸妓のかつら、花かんざし12ヶ月、舞妓の髪を結う、芸妓の美しさを引き出すかつら、季節をうつす花かんざし、和の化粧、芸妓・舞妓の着付け、男衆、四季のよそおいと着物、「衣」をコーディネートする、色鮮やかな友禅染、舞妓・芸妓の後ろ姿を彩る帯、シャリ感のある夏の帯、ぬれぬきの帯、見せる量でかわいさを表現する帯揚、日本髪を引き立てる刺?半襟、履物のいろいろ、芸妓・舞妓の小間物類、夏のご挨拶・京丸うちわ

4 東京の花街
葭町、新橋、赤坂、神楽坂、浅草、向嶋、八王子、江戸小紋と花街の着物

5 全国の花街
盛岡、七日町、古町、金沢、名古屋、元林院、大阪、高松、松山、高知、徳島、博多、長崎

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内容説明

全国各地の花街とそこに生きる芸妓・舞妓、職人たち。「もてなしのプロフェッショナル」が伝えゆく伝統の世界。

目次

花街という世界(おもてなしという「芸」―芸事と歓待のプロフェッショナル;花街とはどんな場所か―芸妓の稼業を成立させる諸条件 ほか)
京都五花街(祇園甲部―祇園社の門前に興隆した町;宮川町―芝居町として生まれた情緒ある町 ほか)
芸妓・舞妓のよそおいとそれを支える職人技(舞妓のよそおい;芸妓のよそおい ほか)
東京の花街(葭町―芸者発祥の地;新橋―進取の気風あるモダンな街 ほか)
全国の花街(盛岡(岩手県盛岡市)―河川と舟運で栄えた城下町
七日町(山形県山形市)―紅花と商業で栄えた宿場町 ほか)

著者等紹介

松田有紀子[マツダユキコ]
博士(学術)。立命館大学大学院一貫制博士課程満期退学。現在、国立民族学博物館外来研究員。専門は歴史人類学

田中圭子[タナカケイコ]
博士(学術)。明治学院大学卒業。ロンドン大学SOAS大学院修了、立命館大学大学院一貫制博士課程満期退学。現在、東京都教育庁文化財調査担当学芸員、明治学院大学文学部非常勤講師。専門は日本美術史

山本真紗子[ヤマモトマサコ]
博士(学術)。立命館大学大学院一貫制博士課程修了。現在、京都市立芸術大学芸術資源研究センター・非常勤研究員、立命館大学・授業担当講師、京都精華大学・阪南大学非常勤講師。専門は日本文化史

片山詩音[カタヤマシオン]
名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻博士課程前期課程修了。専門は日本音楽。日本伝統芸能や民俗音楽における演奏者について胡弓を中心に研究する

溝縁ひろし[ミゾブチヒロシ]
写真家。1949年香川県生まれ。千葉工業大学卒業。1980年写真事務所『PHOTO‐HOUSEぶち』設立。1994年JPS関西展運営委員長を務める。2000年と2002年、キルギス国立博物館で写真展。またアメリカ、ドイツ、ロシアでも国際交流写真展を開催。四国八十八カ所、西国、坂東、秩父の日本百観音霊場など様々なテーマに取り組む。また京都の四季や祭、花街をライフワークとして撮影し続けている。日本写真家協会会員。四国霊場会公認先達(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーベナ

1
花街は日本全国にある。その記録。仕込みさんから芸妓になるまでには、なんて多くの職人・裏方が係っているのだろう。全体が一大産業。根性つけて仕込みさんからやってみたい・・・。2021/04/11

森田健作

1
コンテンツが盛り沢山。流し読み。意外と男のスタッフもいるのだな、と初めて知った。2020/11/06

kaz

1
全国各地とは言っても、京都の花街関連で半分以上のページを占めるが、東京、盛岡、山形、新潟(古町)、金沢、名古屋、奈良、大阪、四国4県の花街も紹介。京都と比べると、東京の平均年齢はずいぶん高いような気が。着物や踊りの様子の写真が美しい。 2020/07/18

kanako

0
詳しく解説されてました その時点で読む気に慣れず写真眺めて終わりました。品があって美しかったです。2021/12/27

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