出版社内容情報
世界三大スープの一つに数えられる「トムヤム・クン」をはじめ、
辛味、酸味、甘味にハーブやスパイスの香りが絡み合い、
複雑で個性的な味わいを持つタイ料理に、日本のみならず世界の人たちが魅了されています。
本書は、タイで広く食べられている家庭料理や定番料理から宮廷料理まで、
日本で再現可能な100の料理を厳選し、レシピとともに掲載しています。
地方料理にスポットを当て、一般的によく知られているバンコク周辺の中部の料理とともに、
最近人気を集める東北部のイサーン料理や、北部・南部の料理の紹介にも力を入れました。
「トムヤム・クン」は、中部のココナツミルク入りと、南部のクリアスープの2種類を掲載。
東北部発祥の青パパイヤのサラダ「ソムタム」は、中部で食べられる一般的なものに加え、
カニの塩漬け入りのものやカノムチン(米麺の一種)入りのものも紹介しています。
北部のハーブ入りソーセージ「サイウア」や、東北部の発酵ソーセージ「ネーム」や
米入りソーセージ「サイコーク・イサーン」などのレシピも載っています。
特徴ある各地方料理を知ることで、タイ料理の魅力を再発見できます。
監修は、株式会社スパイスロードの料理顧問であり日本にタイ料理を広めてきた第一人者、味澤ペンシーと、
同社が展開する「サイアム ヘリテイジ 東京」料理長ヴィチアン・リアムテッド、
「サイアム セラドン銀座店」前菜・カービングスペシャリスト、ナルナート・スクサワン。
タイ料理の歴史や北部・東北部・南部の各地方料理、バンコクの外食事情、
タイのコーヒー事情やアルコール事情などに関する読み物も充実。
食材や調味料、発酵食品の情報や、カービングや飾り切り、フルーツの食べ方、
ワインのマリアージュなど、プロの料理人にも参考になる情報も載っています。
内容説明
辛味・甘味・酸味・塩味にハーブやスパイスの香りが加わり、複雑で個性的な味わいを持つタイ料理は、世界の人々を魅了しています。本書は、定番のタイ料理に加え、さまざまな地方料理の紹介にも力を入れています。タイ料理の歴史や食文化に関する読み物、食材の解説なども数多く盛り込みました。ハーブや果物使いに日本とは異なる食文化の豊かさを感じる一方で、発酵食品の多様さには日本との共通点を見出すのではないでしょうか。
目次
前菜とサラダ
スープとカレー
魚介料理と野菜料理
肉料理と卵料理
宮廷料理
米料理と麺料理
デザートとドリンク
著者等紹介
味澤ペンシー[アジサワペンシー] [Leamted,Vichian]
タイ料理研究家。株式会社スパイスロードカルチャー部門タイ料理教室講師。株式会社スパイスロード料理顧問。1967年、タイ南部のソンクラー生まれ。料理専門学校(バンコクのプラナコーンタイカレッジ)に進む。在学中、タイ全土のカービングコンテストで2位に輝き、頭角を現す。タイ有名ホテルなどでの修行を経、1992年、結婚を機に来日。株式会社スパイスロードに入社。1997年にタイ料理教室を開講。タイ料理研究家としてテレビをはじめさまざまな媒体に登場
リアムテッド,ヴィチアン[リアムテッド,ヴィチアン] [Suksawang,Narunart]
「サイアムヘリテイジ東京店」料理長。1970年、タイ北部のペチャブン県生まれ。バンコクの有名レストランなどでの経験を経て2009年に来日、株式会社スパイスロードに入社。2013年6月より現職
スクサワン,ナルナート[スクサワン,ナルナート]
「サイアムセラドン銀座店」前菜・カービングスペシャリスト。1961年、バンコク生まれ。有名ホテルやレストランでの経験を経て2009年に来日、株式会社スパイスロードに入社。2013年6月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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