出版社内容情報
注目の若き「レストラン パティシエール」中村樹里子。彼女の修業と仕事の日々を通し、華麗かつ地道な「デザートの世界」を伝える。
「お菓子屋さんになる」という夢をかなえる舞台は、パティスリー(菓子店)のほかに、レストランがある。
本書の主役、中村樹里子は「レストランのパティシエール」、すなわちレストランでデザートを専門に担当するプロ。
多くの女の子が一度はあこがれる職業「お菓子屋さん」の、いわば新しい1ジャンルだ。
(ちなみに、「パティシエ」とは菓子作りの専門職のこと。「パティシエール」とはその女性形。)
小さい頃から大好きだった菓子作りを仕事にし、現在では東京のレストランシーンで注目を集めるパティシエールとなった中村。
彼女が日本とフランスで重ねてきた修業と、レストランで働く現在の日常をリアルに&楽しくつづり、華麗かつ地道な「デザートの仕事」の一端を見せる???修業時代の悩みは? その解決方法は? ターニングポイントは? そしてシェフパティシエとなった現在、デザート作りで何をいちばん大切にしているか? パティスリーとレストランの違いは? 日々、何につまずき、何に喜びを感じているか? これからのキャリアは? ???若き現役パティシエールの「リアルな声と想い」をていねいに伝える。
また、パリで訪れるべきパティスリー、食べるべきケーキ、現在の中村が作るデザートのレシピなど、使える情報、見て楽しいビジュアルもたっぷりと掲載。パティシエールをめざす人、お菓子が好きな人、好きなことを仕事にしたい人すべてに贈る「女性菓子職人」のドキュメンタリー。
【著者紹介】
中村 樹里子:東京・白金「TIRPSE(ティルプス)」シェフパティシエ。1980年生まれ。大阪府出身。専門学校卒業後、「ヒロコーヒー ケーキ工房」などのパティスリーで経験を重ねる。2007年に「ケ モンテベロ」(大阪・吹田)の立ち上げから参加、副シェフを2年間務めたのちに渡仏。ボーヌのパティスリーを経てパリの1つ星レストラン「エレーヌ ダローズ」に約1年間勤務し、「レストランのパティシエール」として経験を積む。その後、新レストラン「ランスタン・ドール」でシェフパティシエに就き、約1年半務めた間にミシュラン1つ星を獲得する。2013年6月に帰国し、同年10月の「TIRPSE」オープンよりパティシエールとして参加。2015年7月より1年間限定で、ランチタイムにデザートのコースを提供するレストラン「KIRIKO NAKAMURA」に取り組む。
内容説明
「お菓子作りを仕事にする」という夢をかなえる舞台は、レストランにもある!パティシエが働くのは、パティスリー(菓子店)だけではない。あまり知られていない「レストランのパティシエ」の仕事を、パリのレストランデザート界で注目され、現在は東京・白金「ティルプス」(ミシュラン1つ星)で活躍する中村樹里子が紹介。修業時代の悩みは?レストラン・パティシエールの楽しさとは?この仕事を続けるコツは?―今、東京でもっとも独創的かつハイレベルと評判の中村のデザート33品のレシピも収録。若きパティシエールの「リアルな声と想い」を伝える。
目次
1 レストラン・パティシエールQ&A(どのようにしてレストラン・パティシエールになりましたか?;パティスリーのパティシエとレストランのパティシエはどう違いますか?;レストランのパティシエの仕事内容を教えてください。;どのようにしてステップアップしてきましたか?;フランス修業は、パティシエにとって大切ですか?;気持ちが折れた時、やめたくなった時、どのようにして乗り越えてきましたか?;レストランのパティシエをやっていて、楽しいことはなんですか?むずかしいことはなんですか?)
2 「学び方」(パティシエ修業;パティシエになる;フランス修業・前半;フランス修業・後半、帰国)
3 「働き方」(新人の働き方;パティシエを続ける)
著者等紹介
中村樹里子[ナカムラキリコ]
東京・白金「TIRPSE(ティルプス)」シェフパティシエ。1980年生まれ。大阪府出身。豊中(当時)の「ヒロコーヒー ケーキ工房」などで修業、2007年に「ケ モンテベロ」(大阪・吹田)のスーシェフを2年間務めたのちに渡仏。パリの1つ星レストラン「エレーヌダローズ」を経て「ランスタン・ドール」でシェフパティシエに就任、約1年半務めた間にミシュラン1つ星を獲得する。2013年に帰国、10月より「ティルプス」(東京・白金)のシェフパティシエールを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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