出版社内容情報
相手の模様を制限する消しは着点が難しく、深すぎても浅すぎてもいけません。微妙な間合いの巧拙を、実戦を通じて溝上九段が解説。
相手の模様を制限する消しの手法は、ボウシ・カタツキなど様々な手法があります。しかし、浅すぎると囲われて地が足りなくなるし、深すぎると攻められて味方の地を減らしたり、予想外のところに相手の地を作ってしまったりします。プロの実戦に現れた様々な模様をとおして、形勢判断からみた消しの着点、またその手法選択を溝上知親八段が解説します。
【著者紹介】
溝上 知親:昭和52年6月22日生。長崎県佐世保市出身。菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に師事。平成元年 : 全国少年少女囲碁大会優勝(小学6年生)平成10年大手合第1部優勝平成13年第16期NEC俊英トーナメント優勝平成14年第32回新鋭トーナメント優勝平成16年第29期新人王戦で坂井秀至六段を2-1で破り優勝3大リーグ在籍4期加藤啓子六段は夫人日本棋院東京本院所属 バランス重視の棋風で相手との間合いの取り方が絶妙である
目次
第1章 消しの効果(第1型 ウチコミか消しか;第2型 ツケの消し;第3型 ケイマ;第4型 カタツキ;第5型 第四線へのケイマ ほか)
第2章 消しの大局観
著者等紹介
溝上知親[ミゾカミトモチカ]
1977年6月22日生。長崎県佐世保市出身。日本棋院所属。菊池康郎氏に師事。1993年入段。1995年棋聖戦三段戦優勝。1996年棋聖戦四段戦優勝。1999年棋聖戦六段戦優勝。2001年第16期NEC俊英トーナメント優勝。棋道賞新人賞。2002年第32回新鋭トーナメント優勝。2004年第29期新人王戦優勝。2014年九段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。