出版社内容情報
軽量で気軽に使っても星空が美しく写せる道具、小型赤道儀を使った星空写真の魅力を紹介します。
カメラバックや旅行カバンに入れて持ち歩ける小さな赤道儀がいま広まっています。デジタル一眼レフカメラを載せて、星座写真はもちろん、望遠レンズを使えば、大望遠鏡で撮ったような星雲・星団まで短時間でかんたんに撮ることができます。とはいえ、扱い方やそのコツ、星座の知識などは、かんたんといえども知識として持っていないと十二分に使いこなせないばかりかいつも成功するとは限りません。本書では、現在市販されている小型赤道儀を紹介し、代表的な赤道儀の扱い方や特徴を紹介。また、四季の星座の巡りや写真でどうやって表現できるかという知識も重要で、わかりやすく解説します。望遠鏡や望遠レンズを使えば月・惑星、皆既月食・皆既日食も撮影できる小型赤道儀を使った天体写真の魅力を紹介します。
目次
第1章 ポータブル赤道儀の使い方の基本(星空の日周運動とポータブル赤道儀の働き;ポータブル赤道儀の装置としての成り立ちの基本 ほか)
第2章 ポータブル赤道儀全機種(iOptron―スカイトラッカー;ケンコー・トキナー―スカイメモRS ほか)
第3章 プロ写真家のポータブル赤道儀(機動性と簡便性を重視接合部を共通化した5台を運用;完成度の高いビクセンポラリエを縦置きに改造して使用 ほか)
第4章 ポータブル赤道儀を使った星座の撮影(撮る前に知っておきたい四季の星空;カメラとポータブル赤道儀の操作 ほか)
第5章 ポータブル赤道儀と望遠レンズを使った星雲・星団の撮影(撮る前に知っておきたい星雲・星団;望遠レンズを使った星雲・星団の撮影 ほか)
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