呉清源の生涯一局―昭和の棋聖一〇〇年の軌跡

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呉清源の生涯一局―昭和の棋聖一〇〇年の軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784416314159
  • NDC分類 795
  • Cコード C0076

出版社内容情報

呉清源師生誕100年記念出版、1928年の来日から今日にいたる記念碑的対局64選を自ら解説し記録写真も掲載した保存版。

読売新聞の夕刊連載「上達への指南 呉清源師の生涯一局」60回分を元に、総譜を入れて再編集。
来日時から現在に至る約80年間の記録写真、年譜も所収。
呉清源師は読売新聞のバックアップを受けており、7月中旬に読売新聞ホールで生誕100年記念会が開催される予定。

試験碁に勝ち14歳で来日、秀哉名人に勝ち三段に、まね碁をしかられる、時代と共に変化する定石、木谷さんに白番で勝つ、新布石研究、棋界に新風、兄弟子の橋本さんに勝つ、名人相手に「三々、星、天元」、打ち込み十番後の出発点、木谷さんを「先合先」で、大先輩と互い先で対する、黒番無敵の藤沢庫之助、橋本と戦後初の十番碁、コミなし時代こその一着、手入れの問題生じた一局、十番碁で8勝し九段に、橋本さんと再び十番碁、コミなし黒の楽しさ実感、忘れ得ぬ瀬越先生の笑顔、2人とも見損じた開幕戦、藤沢九段のマネ碁に勝つ、二つの梅鉢型で有利に、「勝負は運」勝って実感、再び藤沢九段を打ち込む、取り消しされた名局評価、敬愛する「火の玉宇太郎」、直ちに二間に高ガカリ、八局で坂田を打ち込む、二間開きの方が良かった、先相先で本因坊と三番碁、白の向かい小目で3連勝、高川さんと最後の十番碁、高川本因坊を打ち込む、大ナダレ内マガリで勝つ、復活木谷と13年ぶり対局、ナダレ形難戦制し優勝、コウの手入れが問題化、形の急所に回り1目勝ち、互いに好点逃がし持碁に、まな弟子 林海峰と対局…ほか。

【著者紹介】
昭和の棋聖とも称され、棋界では知らぬ人がいない。2012年『週刊 碁』の企画「尊敬する棋士、好きな棋士」では第1位に選ばれ、現代でも衰えぬ人気がある。著書多数。

内容説明

昭和の「呉清源時代」を築いた忘れ得ぬ60局(1927~1963)総譜・解説・エピソードを収録。

目次

戦前の対局―一九二七(昭和2)年~一九四三(昭和18)年(一九二七年・井上孝平五段対呉清源―来日前、13歳の棋譜;一九二八年・橋本宇太郎四段対呉清源―橋本さんとの試験碁に勝つ;一九二八年・瀬越憲作七段対呉清源―緊張した瀬越師との初対局;一九二八年・本因坊秀哉名人対呉清源三段格―秀哉名人に勝ち飛び付け三段 ほか)
戦後の対局―一九四六(昭和21)年~一九六三(昭和38)年(一九四六年・橋本宇太郎八段対呉清源八段―戦後初の十番碁は橋本さん;一九四八年・坂田栄男七段対呉清源八段―コミなしだからこその一着;一九四八年・本因坊薫和八段対呉清源八段―手入れ問題が生じた局;一九四九年・梶原武雄六段対呉清源八段―総当り十番碁で8勝し九段に ほか)

著者等紹介

呉清源[ゴセイゲン]
大正3年生誕、旧暦5月19日、中国福建省にて。昭和3年渡日し、瀬越憲作七段に入門。昭和8年木谷実五段と「新布石法」発表。昭和14年木谷実七段と十番碁開始。昭和30年高川本因坊と最後の十番碁対局。平成19年映画『呉清源~極みの棋譜』公開。平成26年新暦6月12日、百寿の誕生日(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まきまき

9
図書館で、今年亡くなられた方のコーナーにあり、借りてみました。囲碁の歴史を感じます。棋譜を並べても、今とはかなり違うようでした。2014/12/16

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