出版社内容情報
ノミやカンナ等の手道具の基礎から、仕立て等の実践、治具づくりや継手の種類まで、豊富な写真と解説で紹介した教科書的な本。
ノミ(鑿)やカンナ(鉋)など手道具は、管理や調整が難しいわりに取り扱い説明書等が付属していないことが多々あります。本書は豊富なカラー写真と解説で手道具の本当の基本を解説した教科書的な本です。ノミ、カンナ、ノコギリなどの大工道具の基礎的な情報はもちろん、仕立てや作業の基本、手入れなどを詳しく紹介します。また家具や建具の分野で2つ以上の部材をs都合する継ぎ手、組み手などの基本知識や、手道具を使うときに知っておきたい治具(補助道具)についても詳しく紹介しています。※本書は、2005年誠文堂新光社刊行『木工手道具入門』をオールカラー版として改訂したものです。道具の使い方などの写真がすべてカラーでわかりやすくなりました。
平台鉋のできるまで、手道具展示室、プロの工房、プロの道具、ものづくりの原点は手道具・手作業です、手道具の基礎(鉋、鑿と小刀、鋸、槌類、定規、砥石、揃えておきたい道具類、道具の手入れ・作業の安全)、装具の仕立てと作業の基本(切削の原理、鉋の仕立てと削り作業、平鉋で板材を削る、平鉋で角棒を直角に削る、鋸を使う基本作業、鑿の仕立てと研磨、玄翁の柄を挿げる、墨付けの基本作業)、接ぎ手のいろいろ(継ぎ手の種類と形、組み継ぎの接合を強化する)、自分でつくる定規と治具(摺り台、木口削り台、鑿作業台、留め板削り台、留め木口削り台、砥石台、スコヤ、下端定規、留め定規、鞘)、索引。
目次
手道具の基礎(鉋;鑿と小刀 ほか)
道具の仕立てと作業の基本(切削の原理;カンナの仕立てと削り作業 ほか)
接ぎ手のいろいろ(継ぎ手の種類と形;板材と板材を接ぐ ほか)
自分でつくる定規と治具(摺り台;木口削り台 ほか)