内容説明
天文ガイド1991年2月号から1994年1月号まで、36回にわたって連載した望遠鏡発達史を、大幅に増訂して上下2冊の本にまとめました。上巻は、屈折望遠鏡と金属反射鏡望遠鏡の歴史です。
目次
第1章 前史―世界は望遠鏡が欲しかった(南十字星だ!;ポルトガルの挑戦;マゼラン雲の発見 ほか)
第2章 揺籃期の望遠鏡(ミッデルブルグのメガネ屋さん;レンズを注文した怪しい男;これは大発明だ! ほか)
第3章 単レンズ望遠鏡の限界に挑む(ホイヘンス兄弟の望遠鏡;パリ天文台の創設;カシニが使った望遠鏡とその成果 ほか)
第4章 金属鏡を使った反射望遠鏡(近代科学を開拓したニュートン;色分散の発見;ペストでキャンパス閉鎖 ほか)
第5章 色消し望遠鏡の発達(色消しレンズの発明;ドロンド父子商会の色消し望遠鏡;色消しレンズの特許紛争 ほか)
第6章 どこまで進むか屈折望遠鏡(メルツ社が製作した望遠鏡の成果;大彗星と大望遠鏡;A.G.クラークが見た15インチ望遠鏡 ほか)
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