出版社内容情報
繁殖に成功した経験もある上野動物園のパンダ飼育係が、ライフサイクルや行動、食生活など、飼育からわかるパンダの科学を紹介。
2011年2月21日に中国から上野動物園にやってきた2頭のパンダは日本中の注目を集めています。かわいくて人気のパンダですが、その生態など詳しいことはあまりわかっていません。そこで、飼育によりわかってきたパンダのすべてを紹介します。上野動物園では繁殖に成功した経験もあるので、パンダのライフサイクルや行動、食生活など飼育からわかるパンダの科学を紹介します。また、飼育日記やパンダ舎のバックヤードを公開します。飼育員が毎日観察するなかで発見した行動の秘密やパンダの好みなど、パンダ好きにはたまらないこまかな情報盛りだくさんです。
▼パンダの科学…パンダは生きている化石? 分類のなぞ 体のつくり パンダの行動・生活 ▼パンダ舎の日常…パンダの一日 タケはどこからやってくる? 飼育係の仕事 飼育係の道具 パンダ舎裏側大公開 ▼飼育日記…毎日の観察 飼育員になるには 日常のエピソード 飼育日記大公開! ▼パンダアルバム ▼リーリーとシンシン…2頭はどんなパンダ? 受け入れまでの準備 故郷 来日ドキュメント ▼上野動物園歴代パンダたち…パンダ舎の歴史 繁殖の実績 ▼もっと知りたいパンダQ&A 他
【著者紹介】
恩賜上野動物園飼育係パンダ担当 数年前にリンリンが亡くなるまでパンダを担当していたパンダ飼育経験者。
目次
第1章 パンダの科学
第2章 パンダ舎の日常
第3章 飼育日記
第4章 リーリーとシンシン
第5章 上野動物園のパンダたち
第6章 もっと知りたい!パンダ情報
著者等紹介
倉持浩[クラモチヒロシ]
1974年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京農業大学農学部畜産学科卒業後、同大学大学院農学研究科畜産学専攻博士前期課程修了。理化学研究所、脳科学研究総合センターのテクニカルスタッフを経て、恩賜上野動物園の職員となる。ハダカデバネズミ、オオアリクイ、カナダヤマアラシ、アルマジロ、ハリネズミなどの動物を担当した後に2004年4月よりジャイアントパンダの飼育に携わり現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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