内容説明
西暦3366年、突如オリオン座方面から、謎の異星人艦隊が侵攻した。彼らは圧倒的な戦闘力で人類の防衛艦隊を撃破、シリウス、ウルフ、ラランデの各星系内の植民地を次次に殲滅し、数十億の人類が死に絶えた。敵が次にめざすのは地球。絶望的な状況のなか、人類に残された最後の希望は、“アグレッサー・シックス”―敵の言葉を話し、敵のように生活し、思考することを任務とする特殊チームが立案した驚くべき戦術だけだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリピー大尉
8
異星人の大艦隊が襲来した。コミュニケーションも取れず、侵攻の目的も不明のまま壊滅していく防衛ライン。捨て身の作戦により敵艦の捕獲に成功した地球人類は、捕虜とした異星人から生体や言語に関する情報を得る。そして、異星人の思考形態と言語と生活様態を人間で再現する部隊<アグレッサー・シックス>が誕生した。アグレッサー・シックスは敵の真意の解明と反撃への作戦立案を目指す。 終盤の盛り上がりが失速しがっかり。2015/04/04
春風
3
これ好きなんだよね。特に異星人なりきりチームのメンバーに犬がいて「おりこうなドッグ!」としゃべるとか、わけわからん設定が。オフビートすぎる展開は、安易なミリタリーSFへの皮肉でしょう。2015/05/27
レイス
1
異星人の侵攻なんてドン引きするネタだけど、著者紹介を読んで科学的には安心して読めた。2019/07/28
sezmar
1
相手を知るために、人間性を捨てて研究を続ける。2005/04/02
shuha
0
ファーストコンタクト物で、言語SFで、ミリタリーで、キャラクター押しなんだけど、中途半端で、展開もゴチャゴチャな印象。2016/08/02
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