ペンギンの不思議 - 鳴き声に秘められた様々な役割

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ペンギンの不思議 - 鳴き声に秘められた様々な役割

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  • サイズ B6判/ページ数 143p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784416114506
  • NDC分類 K488
  • Cコード C0045

出版社内容情報

恋の相手を選んだり、何万羽もいる群れの中から仲間を探し出すには鳴き声が重要な鍵となる。そのコミュニケーションの秘密に迫る!

日本人は世界でも有数のペンギン好きで、飼育数約3,400羽は世界一と言われている。
その可愛らしい姿の虜になる人も多く、たいへん人気があるが、実際の生態について知っている人は少ない。
ペンギンは、つがいになる相手をどのように選ぶのか、また何万羽もいる群れの中からどうやって自分の家族を探し出すのかといった疑問に答える鍵となるのが、鳴き声によるコミュニケーションである。
本書は、その鳴き声に隠された役割を紹介するとともに、長年フィールドでペンギンと向き合ってきた著者ならではの視点で、ペンギンに関する基礎知識や研究過程でのエピソードを紹介する。
また、環境変動などペンギンが直面している問題などにも触れ、地球にいる生物の一つとして紹介する。
ペンギンを通して、生物研究の楽しさや奥深さを理解してもらえるような内容となっている。

1章 ペンギンとはどのような生物か
2章 ペンギンはどういう種類がいるのか
3章 ペンギンの不思議
4章 ペンギンに関する疑問
5章 地球環境とペンギン
6章 動物の調査研究
コラム
巣の探し方/ペンギンを持つとき&計測時の英語/オーネスト・シグナル/
ポットラックパーティには気をつけろ/フリッパーバンド/あなたは無人島に何を持っていきますか?

【著者紹介】
宮?ア 正峰:1966年千葉県生まれ。北海道大学で海鳥の生態を研究。その後、University of Waikatoにおいてリトルペンギンの行動生態の研究で博士号を取得。ニュージーランド南極観測隊員としてウェッデルアザラシの調査経験もある。現在は、東京都市大学などで生物学を教えるほか、ペンギンや動物について楽しくわかりやすく話すことをモットーに講演等も行っている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおい

20
ペンギン、可愛い!の一言に尽きる。思ったより簡単めな内容。文章の所々に筆者のユーモアのセンスを感じる。2019/04/30

しゅー

5
ペンギンを家で育てられるならしたいけど、鳴き声大きいもんね。 ペンギンの声を研究してる方の本。読みやすかった2016/11/23

もりけい

5
かわいいペンギンたち。そんなペンペンたちの声によるコミュニケーションを研究している著者の本。ページの大半は種類と生態と現場での研究の大変さを述べて写真も豊富。メスがオスを選ぶ際のポイントは低い声。かわいいだけじゃなかったんだね。2014/10/26

田蛙澄

2
小中学生向けの本かと思いきや、ページ数の少なさの割に結構な情報量があり、なにより専門の研究者の著作なので野生動物研究や留学などについても触れていてとても興味深かった。ペンギンが18種もいるのも驚きだった。たぶん属名といくつかの種名ぐらいしか知らなかった。鳴き声による識別の話しを中心に据えているのも著者の研究分野が生かされていてよかった。2017/07/04

takao

1
困難の状況にあっても道は必ず開ける。見方を少し変えるなどして歩き続けること。2022/01/17

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