出版社内容情報
地球から宇宙の果てまで、様々な天体を距離の近い順に美しい写真で紹介する。宇宙を旅行する感覚で、宇宙の構造がわかる一冊。
地球を出発点として、月や惑星、彗星や小惑星などのさまざまな太陽系天体、太陽系外の天体(星雲や星団)、そして銀河系外の天体等を、わかりやすい解説で紹介していきます。近くの天体から遠くの天体へ、距離感をつかみながら様々な天体の特徴を知ることで、宇宙の大規模構造が見えてきます。
地球からもっとも近いのは月。月は地球を回る衛星。
月より遠くにあるのが、各惑星や彗星・小惑星。このエリアは太陽系で、カイパーベルト天体やオールとの雲の解説も行います。
太陽系の外には、銀河系内に散らばる様々な天体が存在増します。色とりどりの星雲・星団が楽しめます。
銀河系の外には、無数の銀河が存在します。さまざまな大きさ、形のものが、群れを成していたり、衝突していたりしています。
そして無数の銀河を横目にさらに遠くへと行くと、138億光年の宇宙の広がりに近づいていきます。そこにはやはり多くの銀河があるのですが、宇宙ができてまだ間もないころの姿は、私たちに多くの事柄を教えてくれます。
地球から旅立ち、まるで宇宙旅行をするような感覚で宇宙の果てまで、解説は続きます。他ではあじわえない、宇宙の広がりを体感してください。
本書は、2009年に刊行した『大宇宙SCALE』について、最新の研究に基づいたデータや写真の変更を行い新版化、大人のための科学入門シリーズとして、あらたにお届けします。
地球、月、太陽系天体(月、惑星、太陽、彗星、小惑星等)、銀河系内天体(恒星、星雲・星団)、銀河系外天体(他の銀河等)
【著者紹介】
沼澤茂美:天体写真家、宇宙画家。日本はもとより世界中の天文雑誌で活躍する。ジャパンプラネタリウムラボラトリー(JPL)で、プラネタリウム番組の制作を行いつつ、著書も多数。同じくJPLの脇屋奈々代氏と共著で、ハッブル宇宙望遠鏡をはじめとした最新宇宙観測の著書も数多く出版している。
目次
第1章 太陽系(太陽系MAP;地球 ほか)
第2章 銀河系(銀河系MAP;太陽系近くの星 ほか)
第3章 銀河系外(銀河系外MAP;大マゼラン銀河 ほか)
天体データ(天体データ(太陽系)
天体データ(銀河系内) ほか)
著者等紹介
沼澤茂美[ヌマザワシゲミ]
新潟県出身。上京して建築設計を学び、建築設計会社を経てプラネタリウム館で番組制作を行う。1984年、日本プラネタリウムラボラトリーを設立する。天文イラスト・天体写真の仕事を中心に、執筆。NHKの天文科学番組の制作や海外取材、ハリウッド映画のイメージポスターを手がけるなど広範囲に活躍
脇屋奈々代[ワキヤナナヨ]
新潟県長岡市に生まれる。大学で天文学を学び、のちにプラネタリウムの職に就き、解説や番組制作に携わりながら太陽黒点の観測を長年行ってきた。1985年、日本プラネタリウムラボラトリーに参入して、プラネタリウム番組シナリオ、書籍の執筆、翻訳などの仕事を中心に、NHK科学宇宙番組の監修などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
びっぐすとん
5〇5
ひょるひょる
takao