シャチ生態ビジュアル百科―世界の海洋に知られざるオルカの素顔を追う

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784416113332
  • NDC分類 489.6
  • Cコード C0376

出版社内容情報

海洋生物ジャーナリスト水口博也が、謎に満ちた“シャチ”の生態をダイナミックで美しい写真と最新の研究成果から紹介。

近年、世界の各地に生息するシャチの生態が勢力的に研究され、生息地により姿形や食性、暮らしぶりが異なる群れが生息することが明らかになってきた。本書は、世界をめぐった水口氏自身の観察と、各地のフィールドで活躍する第一線の研究者からの寄稿を含め、シャチという動物の実像を描きだす。また、水口氏自身の写真とともに、世界の写真家が撮影した貴重な生態写真も掲載。最新のシャチの希少な情報と見応えのある写真を満載した、ファン必携の価値ある1冊。

【著者紹介】
水口 博也:写真家・海洋ジャーナリスト。京都大学理学部動物学科卒業後、1984年、フリーランスとして独立。以来、世界中の海をフィールドに、とりわけ鯨類の生態写真は世界的に評価されている。著書『クジラ・イルカ大百科』『オルカアゲイン』『クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑』

目次

第1章 世界のシャチ
第2章 アメリカおよびカナダ太平洋岸のシャチ
第3章 カムチャッカおよび北海道沿岸のシャチ
第4章 大西洋および南極海のシャチ
第5章 シャチのくらしをより深く知るために
第6章 シャチと人間

著者等紹介

水口博也[ミナクチヒロヤ]
1953年、大阪生まれ。京都大学理学部動物学科卒業後、出版社にて書籍の編集に従事しながら、海生哺乳類の研究と撮影をつづける。1984年、フリーランスとして独立。以来、世界中の海をフィールドに、動物や自然を取材して数々の写真集を発表。とりわけ鯨類の生態写真は世界的に評価されている。1991年、写真集『オルカ アゲイン』で講談社出版文化賞写真賞受賞。2000年、『マッコウの歌―しろいおおきなともだち』で第五回日本絵本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

33
同じ種なのにどうしてトランジェット(いわゆるキラーホエールと呼ばれるグループ)とレジデント(サケやマスを主食とするグループ)に別れてしまったのか。そこが知りたい。まだまだ知られているようで知られていないシャチのこと2015/06/04

はるごん

14
今まではあまり良いイメージがなくて好きじゃなかったシャチ。今年のお正月にシャチのショーを見てから大好きになりこちらの本を読んでみました。仲間思いのシャチ。写真もとっても綺麗。2024/02/02

ちゃこばあ

14
沢山の素晴らしい写真と詳しい説明に驚きました。多くは水口氏自ら撮られたもの!北太平洋にはシャケ・マス中心に捕食する魚食性のレジデント、イルカ・アザラシなど哺乳類のみ捕食するトランジェント。北大西洋にはニシン・サバ等魚類を中心のタイプ1、ミンククジラ中心のタイプ2。南極海等のタイプA~D・・。更に個体群によって独自の猟方法を持ち受け継がれているなど、見応え読み応えたっぷり!映画ウィリーのシャチ君には医療リハビリに寄付金等20億円以上をかけたそう。それってどれだけの子供たちが救えることかなんて思っちゃダメ?2015/03/19

めんつゆ

13
シャチ。個人的には獰猛なイメージが先行しつつ不思議と愛くるしさを感じていた(幼い頃は地元で買って貰ったシャチのぬいぐるみが私の親友だったものだ)存在であるが、なんとなくその理由がわかったような気がする本。家族への愛情深さを感じるのだ。写真家のセンスなのだろうか、それが写真から伝わってくるよう。でも間近で見ると意外と目がギラついているのよね。2021/04/23

放蕩長男

6
陸上海中空中問わず、私が一番好きな生き物はシャチです。普段は旅先のお土産売り場で財布の紐が緩むことはないのですが、水族館の売店は別です。シャチがいないか、端から端まで探してしまいます。そんなシャチが沢山写ったビジュアル百科。あゝ、至福です。2016/03/05

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