出版社内容情報
物忘れ外来の脳神経外科医が、自身の患者さんたちのエピソードや最新医学の見地から、認知症予防の実践的な方法をズバリ解説。
内容説明
物忘れが心配なら即行動!最新医学でわかった脳を元気にする方法。
目次
第1章 今から始める認知症予防(加齢とともにふくらむ認知症への不安;認知症を寄せ付けない人 ほか)
第2章 認知症予防と食生活(現代人は糖質、脂質、塩分が過剰気味;生活習慣病は認知症の土壌になる ほか)
第3章 認知症予防と運動・睡眠(運動で脳の血流を促進!;睡眠不足の蓄積が怖いワケ ほか)
第4章 認知症予防と知的活動(元気の秘密は、人生を楽しむこと?;趣味や習い事は、なるべく早く見つけておく ほか)
第5章 「老い」を受け入れる(人生が楽しくなる認知症予防;若い頃は簡単だったことができなくなった ほか)
著者等紹介
石井映幸[イシイテルユキ]
1968年神奈川県生まれ。医学博士、ふれあい鶴見ホスピタル副院長、湘南医療大学保健医療学部臨床教授。93年、帝京大学医学部卒業。同大学神経外科医局に入局。医局長、医学部講師を経て、現職。脳神経外科医の視点から、認知症診療、障害者スポーツ、地域医療に関する研究、教育を行っている。日本脳神経外科学会専門医、認知症サポート医、日本スポーツ協会スポーツドクター、日本障がい者スポーツ協会障害者スポーツ医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろこ
51
人は誰しも歳をとる。自分や家族の老後が心配な人もいるだろう。体の衰えも、認知機能の低下も。この本は、『認知症になる人、ならない人の生活習慣』というタイトルだ。確かに、認知症になりやすい人となりにくい人の生活習慣の違いが書かれてはいた。しかし、研究が途上だったり、論拠が強固とは言い難い。ただ、認知症と関係があるか否かは別にして、この本で推奨されているような生活を送れば、健康には良いだろう。また、「アンチエイジング=老後にあらがう」よりも、「アクティブ・エイジング=充実した老後」という意識は悪くない気がする。2020/02/01
白熊猫
4
生活習慣の改善は、思いたったその時が始め時。睡眠、たんぱく質重視の食事、運動、しゅみや社会性というように、大して新しいことはなかったが、生活の改善を心掛けようと思った。2020/02/08
うさポ
1
大きな字で、具体例も多く読みやすかった。 食事、運動、趣味などなど、いろんな習慣を整えないといけない。2021/08/19
tdyskd
1
睡眠薬には、ふらつきや認知機能の低下など好まなしくない副作用が多いとは初めて知った。2021/02/09
kaz
1
図書館の内容紹介は『物忘れが心配なら即行動! 最新医学でわかった、脳を元気にする方法とは? 脳神経外科医の著者が、認知症予防によい影響をもたらす「食生活の改善」「積極的な運動」「趣味や社会参加などの知的行動」について解説する』。認知症予防について、わかりやすく解説してある。ただし、基本的には、類書でよく見かけるような内容であり、特にこの本でなければというものでもない。2020/09/04