内容説明
「つらいなあ」をなくすには、どうすればいいのでしょうか。「気づく」ことがおすすめです。「なぜこうもつらく感じるのか」と、原因を心に探すのです。そういう気づきひとつ、心のあり方ひとつで、苦楽や好き嫌い、好不調まで逆転するのは、誰でも経験があるでしょう。本書は、心理学のさまざまな分野から、誰もが「あっ」と心の問題に気づくような話をたくさん集めました。「ではどう行動すればいいか」というノウハウも用意してあります。
目次
第1章 不安・不満がラクになる 「考えるだけで嫌」なことは考えない練習(「思い出す」より「思い直す」のが賢者の習慣;権威に弱いのは性格ではなく本能にすぎない ほか)
第2章 攻撃・束縛からラクになる 「だまされない」より「思い込まない」よう動く(孤立を避ければ恐怖も容易に耐えられる;駆け引き下手でも防御上手になればいい ほか)
第3章 人間関係がラクになる 「世渡り上手」のやり方をプラスに使う(理解することで理解してもらう―セルフモニタリング;小出しに自分を出す―友人選択力 ほか)
第4章 ストレスがラクになる 自分の「怒れる本心」に出口をつけてやる(「頑張ってもそれ以上を求められる」;「最優秀の人と比較される」 ほか)
第5章 自己否定がラクになる 心の「一番明るい窓」を大きく開けよう(変えられるところだけ変える;見慣れた「ラベル」を貼り直そう ほか)
著者等紹介
樺旦純[カンバワタル]
思考心理学者。産業能率短期大学で人事労務関連教科を担当。同大学経営管理研究所で創造性開発、能力開発の研究・指導(兼任)に携わり、産業教育研究所所長を経て現在に至る。企業などの社員研修や能力開発の新分野で精力的に活躍中。わかりやすい語り口のセミナーや講演も好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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