出版社内容情報
介護する側に寄り添った、認知症を理解し前向きに対応するための一冊。たくさんのイラストで、様々な事例と対処法がよくわかる。
内容説明
受診と治療、表れる症状の背景にあるもの、家族の負担を軽くするコツ、具体的な対処法、介護サービスの受け方まで詳しく解説。
目次
1 認知症を正しく理解する
2 認知症かな?と思ったら
3 介護を深刻にしない九大法則・一原則
4 つらい介護から抜け出す魔法の12カ条
5 困った症状への上手な対処法
6 上手な日常生活の援助
7 介護サービスの受け方
著者等紹介
杉山孝博[スギヤマタカヒロ]
1947年愛知県生まれ。川崎幸クリニック院長。東京大学医学部付属病院で内科研修後、1975年川崎幸病院に勤務。1987年より同院副院長。1998年9月川崎幸病院の外来部門を独立させた川崎幸クリニック設立、院長に就任。1981年より公益社団法人認知症の人と家族の会(旧:呆け老人をかかえる家族の会)の活動に参加。全国本部の副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問。公益福祉法人さわやか福祉財団評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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南
23
認知症の介護を上手にやっていこう、知識をつけよう、という本。家族で背負い込まないで、介護サービスも利用しよう…。と、サービス提供する職員が読みました(*^^*)。介護ではなく『認知症』のことを、原因・予防・経過・取り巻く環境などについて、総合的に『医師の目』から見て書かれています。少し専門的な内容ですが、イラストやマンガも豊富で理解しやすいかと思います。私のように、現場で働いていても知識不足の方にオススメです(笑)←ちゃんと勉強しようね~(/´△`\)。2017/03/27
トーテムポールさん
1
認知症の人の世界を理解していくことが、一番の原則。イラストや漫画も交えて、認知症介護の心構えや、実際の対処法なども解説。2017/05/14
masanao yasumaru
0
知は力なり。どんなに恐ろしいこと、見たくない現実も知ることから解決の緒がつかめる。 本書は認知症患者に対する理解を深め、より良い介護を行う目的で書かれているが、ここで書かれている認知症患者へのあるべき接し方は、実は普遍的な人間関係のありかたなのかもしれない。