内容説明
戦国時代は単に、武将たちによる「天下取り」の時代ではなかった。大名たちはルールに則り厳しく紛争を解決し、また治水や潅漑など、民衆の利益となるこまやかな施策を行ったのだ。歴史ドラマではわからない戦国時代の本当の姿が、多様な図版で鮮やかに浮かび上がる!
目次
第1部 名将・武将と戦国大名の実像(東北の戦国武将;関東・甲信越の戦国武将;中部・東海の戦国武将 ほか)
第2部 戦国の世の城と武装(城のはじまり―山城からはじまった城;城の進化―山城から平城へと進化する城;城の構造1―土の守りから石の守りへ ほか)
第3部 戦国大名かく戦えり(軍師―天候さえ味方につけた戦場のブレイン;精鋭―敵を震え上がらせた軍団の最強兵器;傭兵―特異な戦闘技術を売ったフリーランス集団 ほか)
著者等紹介
池享[イケススム]
1950年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。経済学博士。現在、一橋大学大学院経済学研究科教授。専門は日本中近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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